虹いろ図書館 司書先輩と見習いのぼく (5分シリーズ+)

著者 :
  • 河出書房新社
4.35
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本棚登録 : 284
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309030821

感想・レビュー・書評

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  • 虹いろ図書館シリーズ第4弾♬
    イヌガミさんの新米図書館員時代のお話✩︎⡱

    大好きなシリーズ!
    そして大好きなイヌガミさん\♡︎/
    今回もとっても良かった〜!!
    シリーズでは1作目の次にこの作品が好きだな♡

    生まれつき身体の右半分が緑色のアザで覆われてる犬上さん。そのせいか人前に立つのが苦手なのだけれど、公務員試験に合格し、大好きな図書館への配属が決まる。
    職場の先輩達や利用者さんとの交流の中で、人として、立派な図書館員として成長していく姿が描かれた作品。

    括りとしてはヤングアダルト向けの作品なんだけど、大人が読んでも素直に楽しめます♪
    失敗してばかりだけど、いつも素直に真摯に仕事に向き合うイヌガミさんの姿勢がとても良かった。
    こういう姿勢や気持ち、忘れちゃいけないな〜ってなんだかとても新鮮な気持ちになる。
    こうやって第一弾に出てくる素敵なイヌガミさんになっていったんだな♡
    イヌガミさんを支える先輩達もそれぞれにいい!
    とっても爽やかな気持ちになれる作品でした。

    • おのひろさん
      こんにちは、いつも感想を楽しみに読ませていただいてます。mihiroさんのコメントを読むと心から作品を楽しんで読んでいるんだなというのが伝わ...
      こんにちは、いつも感想を楽しみに読ませていただいてます。mihiroさんのコメントを読むと心から作品を楽しんで読んでいるんだなというのが伝わって来て、思わず自分の本棚にポチっとしてしまいます。元々読みたかった本と相まって、なかなか追いついていないのですが、
      コンビニ兄弟、いま読んでます。どこかで感謝をお伝えしたかったので、この本のコメントを読んで思わずコメントさせていただきました。失礼します。
      2023/02/20
    • mihiroさん
      おのひろさ〜ん♬おはようございます(*^^*)
      うわぁ〜嬉しいです\♡︎/
      ありがとうございます٩(ˊᗜˋ*)و♪
      私もおのひろさんは好み...
      おのひろさ〜ん♬おはようございます(*^^*)
      うわぁ〜嬉しいです\♡︎/
      ありがとうございます٩(ˊᗜˋ*)و♪
      私もおのひろさんは好みが似てる気がしてて、勝手に親近感持っちゃってます笑
      なのでレビュー読むのも楽しみにしてます♡
      そうなんですよ〜!読みたい本ありすぎて追いつかないですよね(꒦ິ⌑꒦ີ)←読書好きあるあるですよね笑
      コンビニ兄弟読まれてるんですね〜!
      町田さんの中ではあったかい作品で大好きです♬
      つぎさ〜ん♡♡
      ぜひ楽しんでくださいね〜✩︎⡱
      2023/02/21
    • おのひろさん
      ありがとうございます!
      そうですねー、楽しみましょう!
      ありがとうございます!
      そうですねー、楽しみましょう!
      2023/02/22
  • シリーズ第四作。
    犬上健介が図書館員になったときの話。
    霜月、青柳ら先輩たちが頼もしい。大人とはかくありたいものだと思わされる。
    彼らに助けられて子どもたちは自立していき、彼らの姿を手本にして健介も成長していく。

  • シリーズの重要人物、司書のイヌガミさんが新人だった頃の話。
    あのクールなイヌガミさんにも、自分に自信がなくてオドオドビクビクしていた時代があったんだなあ。意外。
    イヌガミさんが恋心を抱いているウツミさんは、配属当初から一緒に働いていたのね。
    …と、大人たちのエピソード0を読んでいるようで、ニヤニヤが止まらなかった。
    また、図書館司書という仕事がより具体的に書かれていて、子どもだけでなく大人も読み応えのある内容。
    青柳さんの「無駄なことは何ひとつないよ」という言葉は、仕事をする上で大事にしていきたい。
    本作で登場する諸先輩方が、今どこで何をしているのかも、気になってくる。
    次作も期待して待ちます!

  • まさかの新人イヌガミさん。イヌガミさんはこうしてあのイヌガミさんになったのかと感慨深いです。
    図書館職員のお仕事小説でもあり、前作との違いにはじめ戸惑いましたが、読み進めると確かにおなじみの「虹いろ図書館」なんですね。
    前作までは謂わば児童書のフォーマットで書かれ、子どもたちの視点で描かれていたものが、今回は子どもたちを受け容れる大人(イヌガミさんはまだ18歳ですが)の視点で描かれる。逆の視点が取り入れられることにより、より一層「虹いろ図書館」の魅力が増した、そう思えました。
    そして子どもたちにあなたたちを守ろうとする大人がいるんだよと伝えるのも必要だと思いました。

  • 公共図書館勤務経験者として、どの話も身に覚えのある内容で楽しく読めた。

  • 犬上さんが図書館員に成りたての一年間の話。
    図書館員なら知ってることばかりで懐かしかった。

    図書館に居場所を求めてやってくる子どもは少なくないのだろう。
    この図書館の館長のように、良かれと思って福祉に繋げようとする人もやっぱりいるのだろう。
    難しいところだと思う。
    本当は何が正解なのかはわからない。
    この話に出てきた子ども達は新しい世界を見つけて旅立っていったがそんな子どもばかりではないだろうからやっぱり見守るだけではどこか違う気もする。

    犬上さんにもこんな初々しい時期があって立派な司書になったんだね。


  • 前作を読んでから(私の中で)かなり間が空いてしまった今シリーズ。
    読んですぐ気づいたのは、久々なのにこの図書館への来館になんの戸惑いもなかったこと。
    過去作よりも少し詳しく図書館の役割や仕事内容が書かれており、絵本や児童書以外の本も出てくる。
    だからか読んでいてワクワクが止まらなかった。やはり児童書である以上子供向けの本が多く紹介される今シリーズだが、それ以外のジャンルでも分かりやすくかつ魅力的に書かれてはもう調べずにはいられない。ここから新たな本との出会いもある、その可能性も提示された今作は児童書だからと思わず色々な方に読んで欲しい。

  • 犬上さんの図書館員デビューの回!
    誰にでも初心者のころがあるんだなあ…という気持ち。

    最初から読んできた読者には嬉しい仕掛けがたくさん。でもこのシリーズのいいところは、どこから読んでも楽しめるところ。

  • 図書館のおすすめで読み始めたシリーズ。ここまで一気読み。ヤングアダルトコーナーのせいかまだ綺麗だけれど大人にも子供にももっと読まれたらいいのに。物語にたくさんの本が登場するのも好きだけど、登場人物が魅力的なのが一番かな。出会えてよかった。

  • 虹いろ図書館、どんな図書館?って思って手にとる
    虹色ってゆーからファンタジー系?っとか思ったけど
    舞台は普通の図書館でした
    いろんな聞いたことのある書名がいっぱい出てきて楽しい
    後ろの書名一覧みてると楽しい
    主人公の犬上くんの気持ちめっちゃわかるーーーっと
    思いつつ読んでた。
    そうよね、子どもの頃に読んだ大好きな物語ってお守りになるよね。
    利用者の様子とかなんかリアルーーと思ったら
    図書館勤務経験あり、な著者さんでした。
    ちーちゃんタイプの子って正直苦手っすわ〜
    こんな風にしっかり付き合ってあげられればいいかもだけど、迷惑かけられてる時点で、仕事の邪魔すんな、と思ってしまふ。
    それも仕事、と言われれらばそうなのかもですが、
    まあ、図書館とは違うとは思うんだけど
    そもそもの最低ラインが越えられてないことが納得がいかないのよねーーー。
    あとあとニコニコしてんのは仕事なんだよっっと
    とち狂った奴らに言っておきたい。
    全く、うちの可愛い子たちに声かけんじゃねーよ。
    内海さん、ファイト!

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著者プロフィール

京都市生まれ。放送大学卒。2018年氷室冴子青春文学賞大賞を受賞、19年『虹いろ図書館のへびおとこ』でデビュー。作品に「虹いろ図書館」「図書室の奥」シリーズ、『あたしとひぐっちゃんの探偵日記』など。

「2022年 『虹いろ図書館 司書先輩と見習いのぼく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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