私と言葉たち

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 135
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309208725

感想・レビュー・書評

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  • 紹介文によると「大好きな本、言語、詩、動物たち、自分が育った家……。2000年代の講演・エッセイ・書評を集成。ディック、レム、カルヴィーノ、サラマーゴ、アトウッドなど作品書評も多数収録。」
    「ファンタジーと言葉」(岩波書店)に続く一冊かな、、、

    私と言葉 :アーシュラ・K・ル=グウィン,谷垣 暁美|河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208725/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      『私と言葉たち (原題)Words Are My Matter』アーシュラ・K・ル=グウィン著(河出書房新社) 3245円 : 読売新聞オン...
      『私と言葉たち (原題)Words Are My Matter』アーシュラ・K・ル=グウィン著(河出書房新社) 3245円 : 読売新聞オンライン
      https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20230206-OYT8T50049/
      2023/02/13
  • 重い一冊。
    物理的にも内容的にも。
    ゲド戦記の作者の文章ならば読まずにはいられない、と手にしたものの、ほぼついていけず。教養の差。自分の浅さや衰えを実感。
    それでもところどころ、響く言葉を見つけられた。
    ゲド戦記、再読しよう。アースシーの世界を味わおう。そう思えた。

  • 少しだけ低めの体温のような、温もりがありながらも現実的な、ニュートラルで理性的な眼差し。知と想像力に満ちたエッセイだった。社会や書に対する批評は常に客観的で手厳しいが、冷笑的では全くない。これだけでその人の教養と知性の高さがわかるというもの。
    また、『ゲド戦記』は明らかに東洋的な思想の影響を感じだが、作中にも老子が多々引用されており納得した。

  • ル=グウィン、なかなか個性の強い人だなー、と思いながら読む。ちょっと偏りもありそうなエピソードもあるけど、芸術と思想の源を垣間見せるような感じ。もういい年なので好きなこと言わせてもらうわ、的な。お友達になれるかわからないけど魅力ある。書評は常に作家の人間に注目する人だった。

  • 知識と信念に裏打ちされた言葉の数々。
    それに同意できるかどうかは別として、凛々しく強い姿には憧れずにいられない。
    同意できるかどうか…というのは、反対意見も口にできないほどの知識量と思考量の差で、彼女の主張の是非を論じることも私には無理。

    とりあえず、読みたい本がかなり増えた。

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アーシュラ・K・ル=グウィンの作品

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