南海漂泊: 土方久功伝

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309221779

作品紹介・あらすじ

昭和初年、文明の生活に絶望してひとり、ミクロネシアの孤島へ旅立っていった彫刻家土方久功の自由で熱い生涯。

感想・レビュー・書評

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  • おっ こんな本が!
    と 友人が手に取った一冊が
    「サテワヌ島民話」だった

    全く、知らなかった著者
    それが
    土方久功さんだった

    その「サテワヌ島民話」を
    読み進めているうちに
    これは とんでもなく 凄い一冊だ
    ということに気付いた

    こんなに凄いモノを
    著してしまった人は
    どんな人物だろう
    と地元の図書館で
    調べてもらったところ

    持ち出してくださった一冊が
    この「南海漂泊」だった
    それも 閉架書庫から

    日本に
    それも戦前~戦争中~戦後
    にかけて
    こんなに凄い芸術家が
    いたのだ

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著者プロフィール

岡谷公二(おかや・こうじ) 1929年生。東京大学文学部美学美術史学科卒業。跡見学園女子大学名誉教授。著書に『ピエル・ロティの館』(作品社)、『貴族院書記官長柳田国男』、『柳田国男の青春』(筑摩書房)、『島の精神誌』(思索社)、『神の森 森の神』(東京書籍)、『島』(白水社)、『南海漂泊』(河出書房新社)、『殺された詩人』、『南の精神誌』(新潮社)、『絵画のなかの熱帯』『柳田国男の恋』(平凡社)、『南海漂蕩』(冨山房インターナショナル、和辻哲郎文化賞)、『原始の神社を求めて』『神社の起源と古代朝鮮』(平凡社新書)訳書に、レリス、ドランジュ『黒人アフリカの美術』(新潮社)、レリス『幻のアフリカ』(平凡社ライブラリー)、ルーセル『アフリカの印象』、同『ロクス・ソルス』(平凡社ライブラリー)など多数。

「2016年 『島/南の精神誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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