共感の正体 : つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか

著者 :
  • 河出書房新社
3.15
  • (2)
  • (1)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 204
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309231129

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 共感は諸刃の剣ですね。

  • メリデメ功罪、自己了解?

  • 共感は素晴らしいということだけではない負の側面についても語らていて良い。特に4章の「共感とは何か」にある『共感の拡大と限界』の図がとても良い。

    おわりにある『共感に頼らないのではなく、共感のデメリットを減らし、よりよい形で共感を活かせることだ』というのはまさにそうだと思う。利他的行為との関係性も深いことがよくわかる。

  • 相手の気持ち、考えを理解するのに共感は大切。
    その界隈の有名人の言っていることは、とても分かりやすくて、なるほどと思うのだけれど・・・

    何か実験の手法があって、誰もが検証可能であることが科学的だとするなら、やっぱり心理や精神に関することって科学とはちょっと違う気がするなぁ。

    人の心の中って、どこまで行っても、客観的に捉えることができないもの。

    ヒトと関わるのに共感が大切なのは肌感覚でわかっているし、Howについてもビジネス書を読むと相手によってどんなふうにしたら良いかのHowtoは書いてあったりする。

    どんな理屈でというのを知れたら面白いなぁ。

  •  
    ── 山竹 伸二《共感の正体:つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか 20220329 河出書房新社》
    https://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4309231128
     
    (20220223)
     

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

山竹伸二(やまたけ・しんじ)
1965年、広島県生まれ。学術系出版社の編集者を経て、心理学、哲学の分野で批評活動を展開。評論家。同志社大学赤ちゃん学研究センター嘱託研究員、桜美林大学非常勤講師。現代社会における心の病と、心理療法の原理、および看護や保育、介護などのケアの原理について、現象学的な視点から捉え直す作業を続けている。おもな著書に『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)、『不安時代を生きる哲学』(朝日新聞出版)、『本当にわかる哲学』(日本実業出版社)、『子育ての哲学』(ちくま新書)、『心理療法という謎』(河出ブックス)、『こころの病に挑んだ知の巨人』(ちくま新書)、『ひとはなぜ「認められたい」のか』(ちくま新書)、『共感の正体』(河出書房新社)など。

「2023年 『心理療法の精神史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山竹伸二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×