地域プロデュース、はじめの一歩

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309248554

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  • プロデュースに必要なものは、
    1.気づく力
    2.物事を大枠でつかむ力
    3.背景を踏まえてコンセプトを立てる力
    4.仕組みをつくる力
    5.人のモチベーションを引きあげる力
    6.アウトプットのクオリティを判断する力 である

    特に1~4では6W2H(when/where/who/what/how/why/whom/how much)の視点が必要で、その中でもwhy(なぜ?)とwhom(誰に対して)が重要となる。
    ・誰のどんな問題を解決するのか?
    ・誰に対してどんな価値を提供するのか?
    これが説明できれば、その趣旨に賛同する人が集まる。

    また、やらなければいけない仕事に「勝手にプラス5」して、自分のやりたい仕事に変えるという考えは、今の状況にしっくりする気がした。

    ・あたりまえのアダムス
    ・Talkin' about
    ・日替わりマスターのバー
    ・空き家をホテルの一室に

  • 一企業に身を置きながら、さまざまなまちに関わる活動を立ち上げている山納氏の記録。
    小さな気づきと実践の積み重ね。
    やる人を見つけること。そこはプロデューサー的な立ち位置として重要か。

  • タイトルには「地域プロデュース」とあるものの著者自身の体験談や実例を通して、「プロデュースとは何ぞや」ということを説いた内容になっているため、「まちづくり」「まちおこし」にとらわれずビジネス全般に通じるものがある。

  • プロジェクトのきっかけは、「誰かのジレンマ」に気づくこと。素人から始めて、1000回以上のイベントを開催した著者が、「地域でのプロジェクトのはじめ方」を、数々の事例を交えて紹介する。

    一度直接お話を聞いてみたい。

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著者プロフィール

西宮市生まれ。大阪ガス、神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、扇町インキュベーションプラザでの勤務を経て、現在は大阪21世紀協会で文化プロデュースの仕事につく。
一方でトークサロン企画「扇町Talkin'About」、日替わりマスターによるバー空間維持活動「Common Bar SINGLES」、表現空間としてのカフェの共同維持活動「common cafe」等をプロデュースしている。

「2007年 『コモンカフェ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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