上脳・下脳: 脳と人間の新しいとらえかた

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309253114

感想・レビュー・書評

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  • 脳科学でわかってきた脳のとらえ方。感覚と関連記憶を処理する下脳、空間認識や計画立案する上脳。活用度合いの組み合わせで、4つの認知モードに分けられる。ともに活用する主体者モード、下脳活用の知覚者モード、上脳活用の刺激者モード、ともに活用しない順応者モード。

    左脳・右脳というのはよく聞きますし、捉え方のベースになってた感もありますが、もう古いとは。まぁ確かに、脳科学は進んでいますからね。

  • 左脳=論理的、右脳=直感的というイメージはかなり多く人が持っているだろう。

    しかしこの右脳左脳の区別というのは血液型による性格判断に近いくらい根拠のないものなのかもしれない。

    この本では上脳、下脳という区別をして認知モード理論を展開。

    なかなか面白い理論だしなるほどとは思ったけどちょっとわかりづらいかなという印象。

  • 左脳・右脳という考え方がありますが、どうもそれは間違った情報のようです。完全に実証されたわけではありませんが、脳を上脳・下脳として考えるのがよいという内容の本です。
    左脳・右脳の考え方のように独立しているものではなく、上脳・下脳は協同するもので、その働き度合いによって4つの認知モードを生み出すというのがとてもよく分かりました。
    4つの認知モードは誰でもそこに移行するものですが、遺伝的な性質で自分がどの傾向にあるかは分かるそうです。実際簡単なテストの内容もあり、とても面白かったです。これを読むと、あ~あの人はこういう思考で動いているんだというのが想像できて、ある意味、その対処も分かるような気がしてきました。

  • 空間的な心的イメージ形成能力が高い人は、低い人よりも心的回転がうまく、物体の心的イメージ形成能力の高い人は、見えぬく家がよかった。
    神経科学は古代あkらの複数の伝統に根差している。

  • 右脳・左脳はもう古い。脳の機能を上部と下部の相互作用としてとらえ、それぞれの活用の度合いによって、人間の思考と行動を4つのモードに分けてみせる画期的な新・脳理論。

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