ヒマラヤの下 インドの上

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 26
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309255217

作品紹介・あらすじ

生きていくのに必要だったことをほとんど彼らに教えてもらった気がする。下田昌克ネパール旅行記。

感想・レビュー・書評

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  • ネパールの地で出会った人の肖像画と文章、その地の写真やチケット、包装紙などで制作したコラージュなどで構成した旅日記。前作「PRIVATE WORLD」の世界観はそのままに旅先の雰囲気が伝わってくる。唯一無二の旅日記。

  • 旅で出会った人を写真で記録する人はたくさんいるけど、こうやって描いて記録する人は少ないと思う。しかもこんなに真っ正面からガッツリと。何よりもモデルのサインが入っているのがステキ。

  • 絵描き・下田昌克さんのネパール滞在記。
    10年前(もうそんなに!)の著書「Private World」と同様、下田さんが滞在先で出会った人々の似顔絵と写真と手書きの日記で埋め尽くされている作品。
    昔、情熱大陸で特集されていたのがきっかけで下田さんの存在を知った。
    超高速に手を動かしながら、赤、緑、青、紫‥と色鉛筆のたくさんの色を使って人の肌色を表現し、あっという間に似顔絵を描き上げる姿に一瞬にして引き込まれたのを覚えている。
    道で出会う人々に対していつもにこにこと笑顔で答えている下田さんに憧れていたけれど、もう43歳だと知って信じられない気持ちでいっぱい。私の中で下田さんはいつまでも20代後半の自由な若者の代表のようなイメージだ。

  • 何度も手にとって、何度も繰って、時間があっという間に過ぎてしまう1冊。
    これ1冊で随分トリップ出来てしまいます!

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著者プロフィール

1967年生まれ。1994年から2年間、世界各国を旅し、そこで出会った人びとを描く。書籍の挿画、CDジャケットなど幅広い分野で活躍。旅の経験をもとに『ヒマラヤの下インドの上』(河出書房新社)を出版。絵本に『そらのいろみずいろ』(小峰書店)『死んだかいぞく』(ポプラ社)、さし絵に『今日』(福音館書店)『くじらの歌』(岩波書店)等がある。

「2023年 『「せかいのあいさつ」シリーズセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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