カラー図解 楽器の歴史

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 54
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309270449

作品紹介・あらすじ

ヴァイオリン、フルート、ホルン…楽器の進化をひも解く、カラー図鑑。普段目にすることのない貴重な楽器を多数収録。ビジュアルも知識も大充実の永久保存版。

感想・レビュー・書評

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  • バッハやモーツアルトの時代では、楽器、オーケストラの配置等が現在と違っていたことをご存知でしょうか。本書では見開き左ページに昔の楽器、右ページに現在の楽器の写真が掲載され、違いが説明されています。

  • オーケストラに使われている楽器がどんな時代にどんな種類の音楽を奏でていたのか、音の出る仕組みや材質を理解しながら学ぶことができます。写真が多いので、気軽に読み進めることができます。
    (電気電子系エネルギーコース M2)

  •  トロンボーン奏者、佐伯茂樹さんの著書。贅沢なフルページカラーの本。

     オーケストラで演奏される様々な楽器、バイオリンなどの弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器、それから時としてオーケストラに加わるピアノ、たくさんの楽器が、世に生まれた頃の昔の楽器と現代の楽器と比較されています。カラー写真で載っているので一目瞭然。楽器の中には装飾的な部分にも手の込んだものもあって、宮廷音楽だったころって無駄にゴージャスだなあ(笑)と感じました。
     それこそ郵便馬車の合図に使われたポストホルンや、フランス式ウィーン式等々、紹介されている数々のホルンでオイラ壊れるわけです。(´Д`)

     あっ、ホルン以外にも(以下略

     古楽器など、現在は一般的でない楽器は、浜松の楽器博物館や著者や演奏家仲間の私物の楽器など、いろいろなところから集めて撮影されていて、楽器の使われ感みたいなものが写真からも窺えます。

     最後に、著者の言葉から。
     「当たり前であるが、楽器というのは、音楽を奏でなければ、ただの箱や管に過ぎない存在になってしまう」
     うわあああああ(´Д`) すみませんうちのホルン。たまには吹きます。

  • カラーの写真を見ながら、楽器のルーツを辿ることができます*
    とてもわかりやすく、楽器を長年演奏している人でも楽しめる本です。

  • もっているわけではないのですが、

    今一番ほしい本。

    買います。

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著者プロフィール

早稲田大学卒業後、東京藝術大学でトロンボーンを学ぶ。現在は、ピリオド楽器を中心に演奏活動。一方、数多くの音楽雑誌で記事や論文を執筆。管楽器全般の研究でも知られており、放送大学の講義ビデオ、NHKテレビの「N響アワー」「らららクラシック」に出演。東京藝術大学古楽科、浜松市楽器博物館、福岡古楽音楽祭、日本ワーグナー協会などの招きで講演会をおこなった。


「2017年 『ピリオド楽器から迫る オーケストラ読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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