闇の夜に

  • 河出書房新社
3.47
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本棚登録 : 134
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309278216

感想・レビュー・書評

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  • 【イタリア絵本まつり】

    引き続きブルーノ・ムナーリの作品。
    ブルーノ・ムナーリらしい仕掛けを凝らした作品で、ページを捲りながら探検をしているような気分になる。三部構成でそれぞれ違った表現方法を用い、ユーモアも効いている。

    ①はじまりは闇夜。闇夜に光るともしびを辿って、夜の破茶滅茶でお茶目な冒険が始まります。
    ②夜が明けると、そこは草原。草原を這うように歩を進めると、
    ③今度は洞穴の中の探検へ。最後はまた夜になって、探していたともしびに再び出会えます。

  • 『きりのなかのサーカス』を気に入っていたので、ムナーリを少しずつ読もうと思い借りるがこちらはヒットせず。こどもはヒットせずとも、母がムナーリを気に入ったので、これから少しずつ制覇予定。買いたいけど、結構絶版……。そしてプレミア価格……。

  • 闇の中、ねこがひそやかに散歩をしているよ。夜明けの草原には小さな虫たち。洞穴の中には川が流れ、出口にたどりついたら、その先に広がるのは再び夜の闇・・。見て、感じて、イマジネーションをふくらまして。体験型アート作品とでも呼びたいような、刺激に満ちた仕掛け絵本。

    (『豊かな心をはぐくむこども絵本ガイド』主婦の友社 より)

  • T図書館
    真っ黒本に目がいった
    途中で紙質が変わって半透明になる、草の場面
    普通の紙に戻り洞窟の場面、真ん中に穴が生井も空いている、宝箱有り
    洞窟の地下は川がある、半透明に
    面白く飽きない
    大人のプレゼントにいいかも
    幼児期だと確実に本を切ってしまうと思う

  • 芸術家、絵本作家、デザイナーなど様々な顔を持つブルーノ・ムナーリの絵本。
    黒と青で構成された闇の夜。
    小さな黄色が物語に彩を添える。
    黒い紙の手触りはまるで夜に触れているよう。
    ブルーノ・ムナーリの生誕110周年を記念して復刊された。

  • ブルーノ・ムナーリ (著), 藤本和子 (翻訳)

  • 絵本

  • 青に黒の、おしゃれ絵本。大人用かなと。
    プレゼントなどにいいなと思います。

  • 月の穴あき
    蛍からグラシン紙?の草原
    ほら穴の穴あき
    また蛍

    表現方法が独特。

    レビュー登録は29日だけど、読んだのは28日。

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著者プロフィール

ブルーノ・ムナーリ(BrunoMunari)
1907年ミラノ生まれ。イタリアの前衛美術活動「未来派」に共鳴し、造形作品の発表をはじめる。1930年代よりグラフィックデザイナー、アートディレクターとして本の編集や装丁を手がけ、戦後ダネーゼ社をはじめとするプロダクトデザインの仕事も多数。1954年、55年、79年にコンパッソドーロ賞を受賞。子どものための実験的な絵本やワークショップによっても世界に知られ、1974年、84年に国際アンデルセン賞を受賞。60年代以降、ハーバード大学で視覚表現によるコミュニケーションについて講義を行うなど、新しい時代のためのデザイン教育に尽力。1998年の没後なお、創造の本質に迫る教育の普及に貢献し続けている。

「2018年 『点と線のひみつ ブルーノ・ムナーリのデザイン教本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ブルーノ・ムナーリの作品

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