アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? ; これからの経済と女性の話
- 河出書房新社 (2021年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309300160
感想・レビュー・書評
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フェミニストの語りや経済について基礎的なことが学べる1冊。2012年に書かれたものなのでやや論調が古いかもしれない。定常社会や厚生経済学については触れられておらず物足りない人もいるかもしれません。
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2022.09.16 社内読書部で紹介を受ける。フェニミズム。なぜ女性の収入は男性より少ないのか。2015年ガーディアン紙 ブックオフザイヤー。
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豊富なデータ。
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女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055772
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金融資本主義に別れを告げ、低成長の資本主義にしようと言っている。
そのために、経済活動から排除されている女性学校(特に非エリート層)を排除せず、多様な人が参加できる経済活動をしようと言っている。
序章からずーと同じ主張が続くので、序章と一章だけ読めば良いかな -
331||Ma
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東2法経図・6F開架:331A/Ma51a//K
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経済の本というよりも、社会への抗議書、エッセイに近い。
経済は男性、それも経済学のために作られた合理的で孤立した個人としての男性しか想定していない。
その裏にいるはずの、家事労働、ケア労働をしてきた女性は経済的には価値のない存在として無視されてきた。