奥の細道を読む (河出文庫 215B)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309402314

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  • 河出文庫
    山本健吉 奥の細道 を読む

    現代語訳、全句評釈、読み方など基礎部分を網羅した標準テキスト。句の理解が進むと、芭蕉がそれぞれの土地で感じた風土の理解も増す



    「奥の細道」は「大垣」を旅のゴールにして終わるのでなく「伊勢」に向かって 終わっている。ゴールのない漂泊の旅ということか? 芭蕉にとって「大垣」や「伊勢」は何か特別の場所なのか?他の紀行文を読んでみたい



    渡航経路、宿泊地、宿泊日数の一覧はとても面白い。どこか宿泊地を固定して目的地を廻るのではなく、目的地で宿泊していることがわかる。宿泊日数は1日が多い。宿泊日数が多くても紀行文量が多いわけでもない




































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著者プロフィール

1907年~1988年。明治40年、長崎県生まれ。
父は明治期の評論家・小説家である石橋忍月。折口信夫に師事し、民俗学の方法を学ぶ。昭和9年創刊の「俳句研究」編集長として中村草田男ら人間探求派を世に送り出す。昭和24年より評論家として、文芸評論のほか、俳句の評論や鑑賞を執筆。
昭和58年、文化勲章受章。昭和63年、5月7日没。

「2018年 『奥の細道 現代語訳・鑑賞(軽装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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