親指Pの修業時代 上 (河出文庫 ま 1-4 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1995年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404554
感想・レビュー・書評
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第33回女流文学賞
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(上巻のみ登録)
誰かに面と向かっておすすめする勇気はありませんが、面白かったことは間違いないです。
やんわり言えば、性をめぐる修行の旅…といったところ。生々しく感じる部分も多かったけれど
相手と同じ温度を共有できない戸惑い、矛盾と葛藤、そんな精神的な部分に共感を覚えました。
ラストは都合が良すぎる気もするけど、この内容で悲惨なオチなら目も当てられないですよ。
読了後には『フラワー・ショー』のメンバーに親愛の情すらわいてきた。彼等に幸あれ! -
「右足の親指がペニスになっていた。」衝撃的な話。ただの衝撃ではなく、そのことによって今まで主人公が気づいていなかった人の感情の機微や、性の問題に向き合い話が膨らんでいく。非常に面白い。下巻も楽しみ。
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古本屋で初版の文庫を見つけたので購入 運が良かった しかしブクログよ、なぜ文庫版上巻だけNO IMAGEなの・・・? 果たして面白いです 日常的な違和感とか一瞬の感覚が怖いくらい言葉にしてある 新装版より前のやつのがなんかいいよね 派手で
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
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とってもユニークな設定。ちょっと変わった気分になります。
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最も分かりやすく松浦さんの考えが示されている啓蒙小説。
それだけに密度が低い。 -
女として、男の気持ちになれる???不思議な話です。
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主人公が朝、目覚めると、足の親指がP(=男性器)になっていた、というびっくり仰天な設定ではじまるお話。