- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309405315
作品紹介・あらすじ
驚異の名訳ベストセラー、ついに文庫化!その上巻は、第一段「春って曙よ!だんだん白くなってく山の上の空が少し明るくなって…」から-第八十二段「中宮職の御曹司にいらっしゃった頃、西の廂でお経のマラソンがあるんで…」まで。
感想・レビュー・書評
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あ
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私には読みづらかった
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以前に、親戚の女子中学生にばりばりのギャル的な会話イントネーションでたたみかけるような早口のテンポで朗読をしてもらったら、めちゃめちゃ感じが出ていて、鬼才・橋本治の理解は活字だけでは十分でないことを思い知った。早熟の平安ギャルの清少納言のエッセイとしては最高の体験でした。一度体験すれば、次からは読むだけで脳内体験できるので、何度も楽しめる。電子書籍のサンプルでもいいので試されることをおすすめします。
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高校の図書室で借りて読んだのはもう30年前。古典好きの娘もいることだし、手元にあってもいいんじゃないかと思って入手。
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橋本さんの訃報を受けて、
本棚にある古い本を引っ張り出しました。
私が持っているのは河出文庫版です。
まさに逐語訳!の決定版。
そして膨大な註で、さらに肉付けされていく当時の文化や社会情勢。
受験生必携だと思う、けどこんなに細かく知らなくてもいいのか。
上巻、巻末の橋本さんによる解説がまたねえ、
平安時代の社会の在り方が、現在の会社組織につながる、
どころかまったく一緒じゃん?てところまで持って行くのが凄いのだ。
千年前でも、むしろ千年前から、
女性が働くこと、女性が社会で生きていくことの問題は
普遍的なのだと分かる。 -
まさか枕草子を読むことになるとは思わなかった。古文じゃないからだけど、桃尻語になっても結構、何を言っているのかわからないのは原文のせいなのかな。平和で優美で破廉恥な世界であることはよくわかる。
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これが書かれた当時は斬新であったかもしれないが、今となっては違和感を感じる。しかし古典に親しむ手段としては面白い。再度、現代版として書き直してもらえないものだろうか。
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第11回ビブリオバトルin伏見 テーマ「桃」で紹介した本です。
チャンプ本。
https://www.facebook.com/events/332476820268120 -
テンポがいい文章なのに時間がかかりました。