- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309407982
作品紹介・あらすじ
もう二度とこの躰を、医療局(オス)に使わせたりしない――マザーワートの支配を目論む“その女”とは誰か? シュイの身代わりとなったジャウの運命は? 最後の闘いがはじまる。文庫オリジナル巻末付録付。
感想・レビュー・書評
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誰がHALASSで誰がラシートで、誰が誰の子どもで…?とかそろそろ解らなくなってきたけれど謎めく世界観が良いです。
消えてしまいたいシュイと、ジャウが…ジャウが居なくなるっぽいのが悲しい。
ラストの独白は毎回、誰なんだろう。
「いつからこうしているのか……思いだせない」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この世界を終わらせたい。
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陳腐な表現だが謎が謎を呼ぶ、という感じで頭がこれでもかと混乱した。高校生のときに読んだ際は何を感じたのかまったく覚えていないが、きっと同じように混乱したのであろう。けれど何もかもをつじつまを合わせて読もうとするから疲れるだけで、そこにあるものをそのまま吸収してじぶんの物語に変換してしまえば、こんなに好きなように読める作品もない。喪失感にくるまれていくシュイが切ないが、ここにきてそのその寂寥感に捕らわれるわけにはいかなくなった。エヴァとジャウの意味深なセリフに、ソレンセンという男。さあ、終焉を描く5thへ。
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もはや、ソレンセンのために読んでいる。
この人の書く女の人はなぜこんなに嫌なタイプばかりなのか・・・。 -
ジャウ……!
新世界では一番ジャウが好きでした。
「……終わりにしたいと……希むのは、……何もあなたばかりでは……ありま……せん、」
08'9'3 -
ぎゃぁぁぁ。ジャウが大変。しかし、彼が何を考えてるのか分からない…。まぁ、それを言ったら、どのキャラもだけど。
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登場人物皆が愛おしくなってきます。
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これは長野先生の他の作品を読んで、慣れた人が読むのが好ましいと思われる。
例のごとく隠語のような感じや遠い言い回しなどが多く、推察力というか想像力が乏しいとよくわからない表現も多々。
全5巻なので、愛がないとやめてしまう可能性もあり。
作品としては「千年王子」に雰囲気が似ている。