寄席囃子: 正岡容寄席随筆集 (河出文庫 ま 7-3)

著者 :
  • 河出書房新社
2.83
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309408637

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 懐旧の色が濃い、というかジジむさい。昔の人は早熟だったのか20代の頃からそうなのである。故人の話、昔は人気を博したがいまは行方も知れぬ人の話が多い。登場する落語家ほかの芸人を知っていないと楽しめないのかも。

    しかし落語といえば江戸のものであり、正岡が活躍した頃はすでに古典であったのだから無理もないか。

    百年文庫に収録していた『置土産』を読んで期待していたのだが随筆集はそのレベルではなかった。小説の方も読んでみないと。

    日本太郎にはなぜか江頭2:50を思い出す。

  • 内容には全く不満はないです。
    著者が寄席を好きだということがよく伝わってきます。
    ただそれぞれの初出を書いてほしい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

明治37年(1904)東京市神田区生まれ。昭和33年(1958)歿。作家、寄席研究家。落語や浪曲の台本を書き、大衆芸能の啓蒙に努めた。作家としては永井荷風、らの影響を受け、弟子には小沢昭一、三代目桂米朝、鶯春亭梅橋、その弟の都筑道夫、加藤武、小島貞二らがいた。著書多数。

「2018年 『月夜に傘をさした話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

正岡容の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
五代目 柳家つば...
立川 談春
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×