おばんざい 春と夏: 京の台所歳時記 (河出文庫 お 38-1)

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309417523

感想・レビュー・書評

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  • 夏に読んだから鱧が食べたくなった。

  • 季節感無視で、春〜夏の本書から読んでしまった。
    読んでいる途中で、ああ、これは読む季節に合わせて読むべきだったなーと思ったけれど、後戻りできず。
    季節は違えど、昭和の庶民のおばんざいに、思わず唾を飲み込む瞬間も多々。
    あと、昭和の暮らしの中で息づく京都の風景に、郷愁を覚えた。(といっても、自分自身は生粋の江戸っ子だが)

    数々の長閑な風景を想像しては、セピア色をしたその時代の中に、自分が入り込んでいくような瞬間があった。
    時間に追われず、人との往来もあり、季節をじっくりと味わう。
    読み終わって、ああ、今の私はそれがやりたいんだよな。と、改めて思うとともに、一気にそれができないコロナ禍に戻された。

    さあ、次は、秋〜冬だ。

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著者プロフィール

1924年、京都、祇園近くの造り酒屋に生まれる。著書に『私の手もと箱』『私の酒造り唄』など。

「2020年 『おばんざい 秋と冬 京の台所歳時記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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