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- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309417523
感想・レビュー・書評
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夏に読んだから鱧が食べたくなった。
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季節感無視で、春〜夏の本書から読んでしまった。
読んでいる途中で、ああ、これは読む季節に合わせて読むべきだったなーと思ったけれど、後戻りできず。
季節は違えど、昭和の庶民のおばんざいに、思わず唾を飲み込む瞬間も多々。
あと、昭和の暮らしの中で息づく京都の風景に、郷愁を覚えた。(といっても、自分自身は生粋の江戸っ子だが)
数々の長閑な風景を想像しては、セピア色をしたその時代の中に、自分が入り込んでいくような瞬間があった。
時間に追われず、人との往来もあり、季節をじっくりと味わう。
読み終わって、ああ、今の私はそれがやりたいんだよな。と、改めて思うとともに、一気にそれができないコロナ禍に戻された。
さあ、次は、秋〜冬だ。
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