- Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309420547
感想・レビュー・書評
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著者による書評・映画評を中心にまとめた巻。
単行本「遠い朝の本たち」、「本に読まれて」のほか、単行本未収録の書評・映画評を多数所収。
読んでいるうちに、あれもこれも読みたくなり、困るくらいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジュンク堂で全巻を見てから読みたい読みたいと思っていて、四巻から始め。
「遠い朝の本たち」は既に読んでいましたが。
E・M・フォスターの「天使も踏むを恐れるところ」の書評も書かれていたとは!三浦しをんのエッセイでこのタイトルを知って気に入っていたので、この本で目にしたときはおおっ!と驚き。
それにしてもやっぱり圧倒的な読書量で。それを自分の血肉にしているのが感じさせられて、う~ん、すごい!憧れる。 -
今までに比べると、話のテーマがしぼってない感じ。ま、雑誌とか新聞に連載されていたものを集めてるからしょうがないのでしょうが。
書評は知らない本がたくさん取り上げられていて、読みたくなりました。
でも、一番面白かったは、「細雪」についての考察ですね。はっきりとではないけど「細雪」を読みながら感じていたことが、きちんとそしてとても深く考察されていました。もう一度読んでみたいです。 -
何が血となるか肉となるか、考える。
この人の文章の、思索の、生き様の、その他いろいろの、「もと」となっているのは、本であって、山ほどの、数えきれない本であって、そのうち少し、垣間見える。 -
須賀さんを知るきっかけとなった「クレールという女」が収録。
彼女の読書録もついている。