育ちのいい人が身につけている ちょっとした習慣 (KAWADE夢文庫 1146)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309485461

感想・レビュー・書評

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  • 自分のことを振り返るにはとても良く、参考になった。子を躾ける親には良いかも知れない。

  • 特に意味もなく、母親から渡された。スーパーの書店コーナーにあったらしい。

    当たり前の内容が多かったが、改めて実感する内容もあったので以下にまとめる。

    1.立ち振る舞い
    ・動作のたびに大きな音を立てない
    ・観劇やコンサートで姿勢を変えすぎない
    ・差出人欄の「お」「ご」を棒線で消す
    ・動作は往復で(開けたら閉める等)
    ・何事も両手で

    2.しぐさ・クセ
    ・手を拭きながらトイレから出ない
    ・人や方向を示す時は手のひらを揃えて上向きに
    ・座ってる人の前を通る時はお尻を向けずに通る

    3.お金
    ・基本的には質素に、必要なところにはお金を使う
    ・安かろう悪かろうはダメ

    4.食べ方
    ◉相手と食事のペースを合わせる
    ・箸の取り方に注意
    ◉箸をつける前に調味料をかけない
    ・スープを音を立ててすすらない
    ・バイキングで山盛り取らない
    ・口に食べ物が入っている時喋らない
    ・爪楊枝を使う時は片方の手で覆いながら

    5.身だしなみ

    6.心がけ
    ◉人の気遣いに気づく
    ・自分の非を素直に認める
    ・客観的な見方ができる
    ・気分や情緒が安定している
    ・忙しいを口癖にしない
    ・どうにもならないことを受け入れる心の強さを持つ

    7.表情や雰囲気
    ・表情豊か
    ・相手の目をじっと見つめない、顔中心に肩から胸のあたりの広めに視線、時々相手の鼻あたり見る
    ・手を叩きながら大笑いしない

    8.会話
    ◉ゆっくり、はっきり
    ・擬音はできるだけ使わない
    ◉語尾を濁さない
    ・知識をひけらかさない
    ・儲かった、得した、損した、の言葉は使わない
    ・知り合い、出身校の自慢をしない
    ・人の話に被せて話さない
    ・話すより聞く、おうむ返し
    ・知らないことに対して、知らないと言える
    ・口がかたい
    ・のヤツ、とか、のほう、を乱用しない
    ・聞かれた時に、別にぃ、と受け答えしない

    9.お付き合い
    ・誰とでも分け隔てなく接する
    ・初対面の人に年齢、職業、地位を聞かない
    ・挨拶は真正面で
    ・暑い、寒いをそのまま口にしない
    ・嫌いな人とも穏やかに付き合える
    ・こちらこそごめんなさい
    ・ポジティブに考える、相手の欠点を解釈
    ◉腕組みしながら話さない
    ・FAXやコピーは向きを揃えて
    ・人の容姿やスタイルを話題にしない
    ・店の人に対して言葉遣いが綺麗

    (◉:特に意識)

    早めに習慣づくよう意識する。たまに内容を見返してきちんと出来ているか確認したい。

    読了日:2021/03/12

  • 自分が礼儀作法をどれくらいできているかチェックしながら読めて面白かったです。
    なかには「こんな人って本当にいるの?」という項目もあって笑ってしまいました。
    この本を読んで変わったことや心がけていこうと思えたことがありました。
    変わったのは、送られてきた封筒は、ちゃんとハサミで開封するようになりました。
    心がけていきたいことは二つあります。
    1つは、季節によって「暑い暑い」や「寒い寒い」というのはとても幼稚であることがわかったので何度も何度も言わないように気をつけたいです。
    もう1つは、例え話で千利休の逸話「庭掃除」について書かれていましたが、自分も他人の気遣いに気づくことができる人間になりたいと思いました。

  • この本で言う「育ちのいい人」というのは、生まれの良し悪しではなく、上品な人とか感じのいい人という意味で使われています。
    項目ごとにチェック欄があり、自分がどこまで出来ているか確認することができます。
    読むときの気分にもよりますが、「え〜、こんなに気を配らないといけないの?」と途方に暮れてしまいそうです。

  • 特段新たな発見はなかったけれど、言語されることで意識しなおせたものもあるかな、、、さくっと15分くらいで読める。

  •  「育ちのよさ」を感じさせる品性は今からでもみにつけられる~本書まえがきのタイトルである。
     本書のいう育ちとは日常の立ち振舞いや心配り=品性のこと。
     女性向きに書かれているようなので読み飛ばしてしまった部分もかなりありましたが、いろいろ気付きがありました。
     「育ち」とは、生まれではないのだな。いくつかノートに書き出して実践しよう!

  • これから社会人になる若い子が読むと、ためになるかもしれない。

    特に目新しいことは書いてなく、ほとんどが当たり前のことばかり。
    ○○な人がよくいるが~という例を挙げているが、「そんな人そうそういない」というものばかり。筆者の周りにはそんなに品位に欠ける人が多いのだろうか。

    また、女性とはこうあるべき、という押し付けを感じられるところもあり不快だった。

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著者プロフィール

早稲田大学文学部卒業後、コピーライター、出版社を経て、執筆活動に入る。ライターとして、ビジネス界のキーパーソンや作家、文化人などを数多く取材。「大人としてどう振る舞うべきか」というテーマでの著書多数。

「2022年 『下品大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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