河出世界文学全集 第12巻 罪と罰

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309610627

感想・レビュー・書評

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  • 山場に次ぐ山場。心理描写がぎっしり詰まって展開は簡潔、でこの長編ぶりはさすが。
    罪を告白し、ソーニャから「なんだってあなたは、なんだってあなたはご自分に対して、そんなことをなすったんです!」「いいえ、いま世界じゅうであなたより不幸な人は、ひとりもありませんわ!」こんなことを言われても変わらなかったロージャも最後にはついに変わったことはわかったが、自分の罪についてはどう考察していくのだろうか。
    傷ついた魂の苦悩、その表現方法は人それぞれ。やっちまってから自己嫌悪に震える、登場人物みんな大好きになった。

  • 「ソーニャという地平線」 と私は感じたので、大島さんが漫画「罪と罰」でやってくれた見開きが嬉しかったなあ  地平線からはゆっくり陽が昇ってくる

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