死体が教えてくれたこと (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社
3.96
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本棚登録 : 212
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309617152

感想・レビュー・書評

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  • 10代へ向けて書いたとあったからか、すごく読みやすかった。小学生の時、ドラマ「きらきらひかる」に憧れて監察医になりたいと思ってた(笑)監察医の苦悩、死とは何か?そして生きるとは何なのか?人生とは……。大切な事を教えてくれる素敵な本でした。

  • 図書館で見つけた

  • 監察医の世界がちらっと見れる。
    ★死を身近に感じたとき、初めて人は生きるということを実感する。

  • 娘が借りてきたものを読む。若者向けのこの作品よりも、この著者のメインとなるものを読むべきだと思う。

  • 「14歳の世渡り術」シリーズの一つ。
    監察医の上野先生の著書。
    『金スマ』で放送された内容とだいぶ重なっていたので、☆3。だが、とても興味深く読むことができた。一生をかけられる仕事につけるのは、幸せなことだな。

  • 普段馴染みがない監察医とはどんな仕事なのか?なぜ必要なのか?命の大切さ。
    忘れられないエピソードなど、とても興味深かった。
    若い子に読んでもらい、何かを感じ取って欲しい。

  • 14歳の世渡り術シリーズ。
    思春期に入る子供のために、平易な語り口で人生やその職業について書かれたシリーズ。
    とても読みやすい。

    本著は、元監察医の話。
    監察医とはどんなことをするのか、忘れられないエピソードなどを通して、生きることとはなにかを語っている。

    「親子心中」の話は、とても興味深かった。
    ワンオペ、産後うつという言葉はなくても、昭和からあったんだ、と感慨深い。

  •  原因の分からない死体や不審な死体を調べる監察医である著者が、自分の半生と「死」とは何かを伝える。
    (YA担当/なこ)

  • 元監察医の著者が10代向けに書いたエッセイ(14歳の君へシリーズ)。

  • 言葉が、頭と心にすっと染みていく心地よさがあります。
    そばで話してもらっているような安心感。読書の喜びと再会できて、感謝します。

    とはいえ、「生」の終点にある「死」を見つめてきたからこその出来事(事実)は大変重く、胸が苦しく涙がこぼれるときもあります。この一冊に、人生の座右の銘になるもの、ヒントになるものが数多く、読了後の満足度は最高です。すばらい本と出会えたことに感謝します。

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著者プロフィール

昭和17年、和歌山県生まれ。京都大学法学部卒業。職業:弁護士・公認会計士。●主な著書 『新万葉集読本』、『平成歌合 新古今和歌集百番』、『平成歌合 古今和歌集百番』、『百人一首と遊ぶ 一人百首』(以上、角川学芸出版。ペンネーム上野正比古)、『光彩陸離 写歌集Ⅲ』、『ヨーロッパの大地と営み 写歌集Ⅱ』、『ヨーロッパの山と花 写歌集Ⅰ』(以上、東洋出版)

「2016年 『万葉集難訓歌 一三〇〇年の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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