- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309617473
感想・レビュー・書評
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「14歳の世渡り術」シリーズの一つ、現在の日本の『貧困』と、『生活保護とは何か』について書かれている。最終的な"セーフティネット"である『生活保護』を気軽に利用できない現状がよく分かるとともに、"他人(ひと)を思いやる気持ち"が薄れてしまったこの国の未来が、とても心配になってしまった。
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ベスト 『学校では教えてくれない生活保護』 | 教文館ナルニア国
https://bit.ly/3MCgkWxベスト 『学校では教えてくれない生活保護』 | 教文館ナルニア国
https://bit.ly/3MCgkWx2023/04/12
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大人なのに知りませんでした、全く。
役所によって申請が受理されるされないの違いがあるなんて……
生きる権利、憲法にも載っているのに蔑ろにされているんですね。 -
全ての人が知るべきこと。
誤解やデマにより命を奪われることがある。自己責任や弱者切り捨てが横行する社会や国なんて嫌だ。
自分が生きたい社会とはどんな社会か。韓国やドイツの進んだ(いや当然の)制度運用も紹介。
わかりやすく読み応えあり。 -
人生ドン底の時は視野も狭くなり、冷静な判断ができなくなると思う。
だからこそ、そうなる前に生活保護という制度のことを頭の片隅に入れておきたいと思って読んでみた。
苦しい時は1人で抱え込まずに、早めに周りに助けを求めよう。
人生なんとかなる。
限られた時間を楽しく生きる為に必要な知識。 -
たまたま生活保護受給者とかかわることがり、関心を持っていたが、この本はすごい!
知らないことだらけだった。
セーフティネットがきちんと機能していたら、悲惨な事件がどれだけ防げたのか・・・
韓国やドイツなどとの比較も素晴らしい。 -
2023.03.14
自分が当事者の一方であるせいか冷静には読めない。
それにしてもあまりに見方が皮相的かつ偏りが大きい。
生活保護は権利であることを誰も否定していない。にも関わらず、こういう立場からのみ論じる人には逆の立場の人を考えるという視点が欠落している。「14歳からの世渡り」シリーズの一冊であるが、14歳の若者にこの本を読んで生活保護をわかったつもりになられることは、あまりその若者の将来に役立たないことであると警鐘をならしたい。
テーマは良いのに、内容が残念なので⭐︎一つしかあげられない。 -
学校では教えてくれない生活保護
雨宮処凛 河出書房
建前だけで遅れているニホンの福祉政策
上から目線の議員に窓口業務
生活保護受給率の低さが示す悪法と業務
片山さつきや世耕弘成などの暴言
国会議員の次元の低さ
やる気にない逃げ腰な政府
遅れているニホンの福祉政策
生活保護を得るハードルが高いくせに
支給額が少ない(憲法違反)
難癖を付けて諦めさせる水際作戦
刑務所の方がマシと思わせる偏見の蔓延
複雑な条件付けの申請制度で諦めさせる
韓国の利用しやすい制度
ドイツの積極的で行き届いた行政
ニホンにおける需給者へのバッシング