考える日本史(河出新書) (河出新書 2)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309631028

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  • <目次>
    はじめに
    第1章  信
    第2章  血
    第3章  恨
    第4章  法
    第5章  貧
    第6章  戦
    第7章  拠
    第8章  三
    第9章  知
    第10章  異
    おわりに

    <内容>
    タイトル通り、ただただ新しい知識を並べた本ではなく、今まである知識に対し、疑問を投げかけ、自らの意見を述べる本。これからの「教育」の「探求」なる授業にもつながる内容。「おわりに」に書いているが、世の人には、「このように考えるのは著者だけで通説と違うから」とか、「この本に書かれたことは既知の事ばかりで、役に立たなかった」とかいう人がいるが、それではない!と書いてある通り、既知の知識を組み合わせているか?がポイントだと思う。この本にもそうした、「目を瞠らされた」内容が多かった。そうした視点をこれから誰かが証明していけばいいのだと思う。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同年、東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、東京大学史料編纂所教授。専門は中世政治史。著書に『東大教授がおしえる やばい日本史』『新・中世王権論』『壬申の乱と関ヶ原の戦い』『上皇の日本史』『承久の乱』『世襲の日本史』『権力の日本史』『空白の日本史』など。

「2020年 『日本史でたどるニッポン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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