トークの教室: 「面白いトーク」はどのように生まれるのか (河出新書)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 320
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309631752

感想・レビュー・書評

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  • 誰かに話がしたくてそわそわする
    そんな本です
    芸人のトークや素人によるトーク演習をもとにノウハウのことも多少書かれていますが

    誰かの面白話じゃなく自分の話をする
    自分が何を感じたか
    臨場感と熱量
    上手く流暢じゃなくていい 

    スモールトークにハードルを上げすぎた人にちょうどいい処方箋みたいな本だと思いました

  • 自分の話を少しでも興味を持って聞いてもらいたい(少なくとも退屈に思われたくない)人とリトルトゥースにおすすめです。



    面白いトークとは興味を持って話を聞いてもらえること。自分の経験や考えを語らないとその人が喋っている意味がない。自分が見たもの経験したこと感じたことを話す。

    つかみ は疑問・不思議に思うことやあるあるで共通の空間を作る。

    できれば日常ネタの方が良い。親近感。巻き込まれ型が理想。

    臨場感を味わってもらう。
    どんな場所?狭い広い、明るい暗い、何が見える
    どんな人?どう感じた?

    ニンにあったトークを!
    逆にギャップを使って上手く技もある。(優しそうな人が強い言葉を使うのような)

  • 青銅イズムを胸にこれからも友人とのくだらないトークを楽しんで生きます

  • 喋りが苦手なので何かの助けになればと思って駅のコンビニで購入した。
    読んでみて、この本を読めばすぐに面白人間になれるわけではないが、ヒントは得られたと思う。

    色々な話題が含まれていたが、私は特に「トークの切り口」の章を興味深いと感じた。
    自分では特別なことはなかったと感じる日常でも、切り口次第で楽しいトークに昇華できると理解した。
    これからは、おでかけしたら、夜にその日の行動を振り返ってみようと思う。

  • 人は、話したいし自分の事を知ってほしい。だけど、オチをつけねばとか、くい止めるものもある。気にせず、少しの切り口で、何かいーこと言ってるとか、自分ってこんなんだとか、とか・・そういう話をこれから気楽にしてみようと思った。

  • めちゃくちゃタメになる本だった!
    会話が止まるのがあまりに怖くて文章化してたけど、メモにしてから断然話しやすくなった。その時の自分の感情を捉え伝えること、相手のリアクションを待つ時間も大事なんだなぁと。

    話を掘り下げるコツと、熱意を持って話す重要性に気づけたのも良かった。私も自分のことを話すのが苦手でつい他人の話題に持っていきがちだな...と思ったり。もっと自分のことを喋りたい、なんならトークのレッスン受けてみたいと本気で思える1冊だった。

  • 人が本気で悔しがったり惨めだったりする話は面白い

  • 自分が出てるところ恥ずかしいけれど、藤井さんが前の章で書かれてる部分を踏まえるとかなり反命教師の役割になれていたのかも。

    ニンのお話とか、切り口のくだりとか納得。
    考えすぎないで突っ走る習性のある自分からすると、これまた勉強になりました。

  • 「人が本気で悔しかったり惨めだったりする話は面白い」この言葉は過去を遡って失敗した経験ばかり思い出してる自分には力強い言葉だった。

    集団が苦手なのに、人一倍話を聞いてもらいたいし、共感してもらいたいワガママな自分を戒めつつ、せめて面白いトークができるようになりたいと思った。

  • オードリーの東京ドームライブで
    グレーのタオルを持参した「LT」には必須

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著者プロフィール

23歳の時、第1回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞を機に作家・脚本家・放送作家としての活動に入る。ライトノベルの源流とも呼ばれる『死人にシナチク』シリーズなどの小説のほか、数百本のラジオドラマを執筆。「バーチャル・アイドル」芳賀ゆいの仕掛けや、腹話術師・いっこく堂のプロデュースを手掛けるなど、メディアでの活動は多岐にわたる。最近では、落語家・柳家花緑に47都道府県のご当地新作落語を提供している。

「2021年 『一千一ギガ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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