黄色いボール (立松和平との絵本集 1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784309730615

感想・レビュー・書評

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  • 悲しいお話だと思うが、そうじゃないと言う方もおられでしょう。それでも私はタロウかボチか、そう呼ばれている子犬のことを思うと、涙が出そうになるのです。自分ではどうしようもないこのような気もち。神さまもただじっと見守っているしかないのっしょうか?

  • このパパはひどすぎる。人として最低だ。

  • 立松和平×長新太コラボに惹かれて手にした一冊。

    小2の息子が先に読み、「今日の音読の宿題、これにする!」と読んでくれて、私も触れて。

    引っ越し先のマンションは動物が飼えない・犬を捨ててく・野良犬がたくさん等、
    時代背景が現在と少し違うが、それを超える本だと思った。

    淡々とした文章がより想像力をかきたてて、
    犬のたろうをはじめ、感情移入しながら文間に想いを膨らませた。

    さて、息子はなにを感じたかな・・・(*^^*)

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著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学政経学部卒。在学中に文学作品「自転車」で第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、さまざまな職歴を経て帰郷して宇都宮市役所に勤務。79年から文筆活動に専念。80年「遠雷」で第2回野間文芸新人賞、93年「卵洗い」で第8回坪田譲治文学賞、97年「毒ー風聞・田中正造」で第51回毎日出版文化賞を受賞。2010年2月逝去。

「2023年 『すらすら読める奥の細道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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