図説|ギリシア 新装版: エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309761022

作品紹介・あらすじ

エーゲ海文明の誕生、ミケーネ文化、ポリスの繁栄と激動。波瀾に満ちた歴史をたどる。

感想・レビュー・書評

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  • 次はギリシャ。

    今まで見てきたオリエントやペルシアと違って、人物像がいきなり「すごく見覚えがあって違和感全くないいわゆる西洋の絵」という感じに完成されてるのに驚く。

    有名ポリスだけでも世界史で習ったよりもっともっと数がある。1500箇所とかあったらしいからそれもそうか。

  • 旧石器時代は紀元前2万5000年前~、新石器時代紀元前5000年前~、青銅器時代紀元前3000年~、と時代を経て発展したギリシア・エーゲ文明は、紀元前1200年にカタストロフを迎え、ここに初めてギリシャ語を話す民族と入れ替わったという。ホメロスの時代、ポリスの誕生、ペルシア戦争と直接民主制、アテネ・スパルタの戦い、マケドニア勃興、ローマの時代という具合に遺跡や出土品の写真をふんだんに盛り込みながら解説する歴史ダイジェストといった感じ。全体の流れをビジュアルに豊かに理解するにはもってこいだ。遺跡をこの目で見てみたいという気分にさせてくれる。

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著者プロフィール

名古屋大学大学院人文学研究科教授
1962年 神奈川県生まれ
1992年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
1993年 東京大学博士(文学)
名古屋大学文学部助教授を経て2005年より現職
主な著書
『図説 ギリシア ─ エーゲ海文明の歴史を訪ねて』(河出書房新社)
『ギリシアの考古学』(同成社)
『ギリシアを知る事典』(共著、東京堂出版)
『世界歴史の旅 ─ ギリシア』(編著、山川出版社)
『物語 古代ギリシア人の歴史 ─ ユートピア史観を問い直す』(光文社新書)
『古代ギリシア遺跡事典』(共著、東京堂出版)
『世界各国史 ─ ギリシア史』(共著、山川出版社)
『古代ギリシア ─ 地中海への展開』(京都大学学術出版会)
『ナイル世界のヘレニズム ─ エジプトとギリシアの遭遇』(名古屋大学出版会)

「2020年 『ギリシア案内記 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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