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- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309762739
感想・レビュー・書評
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駆け足ながら読了。カラー写真も多く、キリスト教以前と以後の指輪文化などについても書かれていてとても面白かったです。
なぜ日本に指輪文化の空白期間がこんなにもあるのか、という点についていくつかの説の紹介と考察がありました。
私はやはり、平安時代に女性が姿を見せず裾のチラ見せをしていたことが大きいかなと思います。
とにかく生地のウエイトが大きい文化だなーと。
あと、指輪にはサイズがあるのも文化的に合わなかったかな?とか。
和装はほどいて仕立て直すことができますし、帯も櫛も簪も根付もサイズはありませんものね。所有というものに関する感覚が違うのかしら、とか。すぐに「下げ渡す」とかしますものね。
いろいろ考えられて楽しいです。
あと、めちゃくちゃ貴重そうな指輪がわりと国立西洋美術館所蔵になっていて、見せてよう!ってなった。
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