Necrophantasmagoria ネクロファンタスマゴリア ---山本タカト画集 (パン・エキゾチカ)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309909653

感想・レビュー・書評

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  • 個展に辿り着いた時には既に遅し。完売していた500部限定特装版をネット通販にて漸くゲット。よかった…(笑)

    今までの氏の一連の画集とは造りを異にした、下絵や解説文も拝めてしまう貴重な一冊。下絵の線の繊細さに改めてその完成度と精緻さを思い知る。
    また、黒地にエンボスの特殊インキ、小口の銀色をあしらった、作品世界を体現したかのような拘りを充分に感じられる特装版装丁、素敵です。

  • 個展にて500部特装版購入。造本にうっとりするけれど、指紋が気になる黒タカト(苦笑)。ビニール包装も出し入れには向かないタイプなので、さてどう保管しようか。布にでも包んでおけばいいのか。

    今までの画集形態とは違い、判型も少し大きくスリーブも無い。下絵と解説があるのが今回の一番の特徴で、作品は新旧様々。美しすぎる繊細な曲線にばかり遂目がいきがちだけれど、下絵の鉛筆線を見ると作家の生身感が伝わってくる。

  • 見たいけど。。。タイトルから察するに、、、

    河出書房新社のPR
    「山本タカト待望の第七作品集。めくるめく超絶技巧の宇宙観身体観を描き込んだ最新作を収めた記念碑的作品集! 本邦初、超細密描写を余すことなく開示するアンダードローイングも収録。」

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著者プロフィール

山本タカト(やまもと・たかと)

1960年 秋田県に生まれる

1983年 東京造形大学造形学部美術学科卒業



80年代は主に企業広告のイラストレーションを手がける。

90年代初頭から、19世紀末美術や浮世絵の影響のもとに小説の挿絵を描き出す。

その傍ら「平成耽美主義」と銘打って、幻想耽美なオリジナル作品を制作。

以降、『緋色のマニエラ』『ナルシスの祭壇』『ファルマコンの蠱惑』

『殉教者のためのディヴェルティメント』『ヘルマフロディトゥスの肋骨』

(editions treville 刊)など画集発刊のほか、表紙絵・挿絵の制作、個展の開催など、

意欲的な活動をつづける。



現在 東京イラストレーターズ・ソサエティ会員、国際浮世絵学会会員

「2022年 『吸血鬼の匣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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