諸星大二郎 異界と俗世の狭間から(文藝別冊)

  • 河出書房新社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309977638

感想・レビュー・書評

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  • 諸星大二郎原画展:不熟1970-2012
    期間 2013年6月29日(土)~9月29日(日)
    ◇午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
    ◇休館日:毎週水曜日、7/1(月)~4(木)
    ※ただし、7/11(木)~9/3(火)は無休

    ■展示替
    第1期=高橋葉介セレクション 2013年6月29日(土)~7月27日(土)
    第2期=藤田和日郎セレクション 2013年7月28日(日)~8月31日(土)
    第3期=諸星大二郎セレクション 2013年9月1日(日)~9月29日(日)
    会場 京都国際マンガミュージアム 1階 エントランスホール
    料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

    内容
    先般刊行された諸星大二郎氏の初画集『不熟』に掲載されている、名作単行本の表紙を飾ったカラーイラストカラーイラストなどの原画約50点を3期にわけて展示します。それぞれ展示される作品の選定を、諸星氏を敬愛し、ご本人たちも唯一無二の作品で人気のマンガ家である高橋葉介氏(「夢幻紳士」シリーズ)と藤田和日郎氏(「うしおととら」)、そして諸星氏自身が行います。
    詳細はこちら
    http://www.kyotomm.jp/event/exh/morohoshidaijiro1970_2012.php

  • リスペクトインタビューは細野晴臣

  • 品川

  • 多くの方々からの寄稿文はなかなか目にすることがないのですごく新鮮で楽しく読めた。諸星大二郎が好きでも歴史に疎いボクにはあまり意味のわからないコラムなどもあったが、こうして氏の存在が取り上げられる事こと自体とてもうれしい。願わくば、未完の作品が完結することを・・。

  • ガキの頃読んでも読んでもわからなかった暗黒神話や孔子暗黒伝、ど次元の凄さ、ン・バギの"ン"で始まることへの恐怖ナドナド、思い入れたっぷりながら作者その人に触れた何かを読んだ事がなかったのでインタビューはムハーっとしました。思いのたけを伝えるゲスト作家にもシンパシー!いいもん読んだ。

  • 諸星大二郎は『COM』で新人デビューした頃から読み続けている。この文芸別冊では、〈幻の未発表マンガ〉として「恐るべき丘」という作品が掲載されている。見覚えのあるコマがあるのでアレ?と思ったら、作品『失楽園』の土台になったものだそうで、まったくそのままのシーンもあると作者自身がコメントしている。

  • 諸星大二郎の神話世界を人類学、民俗学、中国文学から論じた特集があったけど、中国文学パート手抜きし過ぎ。道教ノータッチだもん。諸怪志異の半分は阿鬼シリーズなんだから聊斎志異の英語研究書紹介してできる振りしたってダメだろう。

  • いまや悲しいことに、新しい作品を読むことがきわめて困難になりつつある作家、というくくり方でも出来そうなのが、わが愛しの筒井康隆だし、わが憧れの山野浩一であり、わが溺愛する五木寛之であり、ついでに、といっては失礼ですが、次回作を心待ちに熱望しているわが原尞であり、それからマンガ界では、崇拝する楳図かずおであり、そして熱狂する諸星大二郎であるのですが、こちらとしては本家本元の小説なりマンガなりを読みたくて飢餓状態にもかかわらず、エッセイやら競馬評論やら、純然たるスランプ(?)だったり宗教がらみだったり、本書のような特集本だったりの変化球なので、どうも肩透かしを食っているばかりなのです。

    閑話休題。ここで、諸星大二郎のマンガ本以外の特集本やそれに類似する本や雑誌の書誌的なレジュメをメモっておくと、といっても本棚から引っ張り出してきて羅列するだけなので、注意深く整理したわけではなく、ひょっとして漏れがあるかもしれませんが。

    ◆1979年 『諸星大二郎の世界』  ぱふ1月号(清彗社)
     ※手塚治虫×諸星大二郎×星野之宣の鼎談
    ◆1986年 『諸星大二郎 西遊妖猿伝の世界』双葉社MOOK
    ◆1990 年 『諸星大二郎特集』
       COMICアクション キャラクター増刊4/30号
      『西遊妖猿伝』一挙100頁掲載
      初の読切小説『秘仏』
    ◆1990年 『海神記 第一部・海神之巻』
          COMICトム特別編集7月号(潮出版社)
    ◆2009年 『ユリイカ 特集=諸星大二郎』(青土社)
    幻の初期作品『硬貨を入れてからボタンを押して下さい』
    ◆2011年 総特集ではありませんが、怪談専門誌・幽15号(メディアファクトリー)で「ゴーストハンター特集」とした中で、
    『ぼくたち妖怪探偵団』と題した
    諸星大二郎×京極夏彦の対談掲載
    諸星大二郎のマンガ「茜色の女」

    メモっているだけで時間がかかってしまって、この本の中身に触れられませんでした。またあとで・・・。

  • 1986年の双葉社から出たムック本も持っている。
    二年前の2001年3月ユリイカの特集も勿論。
    出版社や編集者にモロ☆先生のムック本を作らなきゃと思わせるものがあるのか、僕のような根強いファンが居るからなのか。

    星野之宣先生の描く対決(その名も☆ウォーズ)は四半世紀前の続編か。

    海神記と西遊妖猿伝の完結を40年来のファンはズ~ッと待っている。

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