- Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313652101
作品紹介・あらすじ
『学び合い』の授業で、クラスが変わる。今日からできる『学び合い』の授業づくりがわかる本。
感想・レビュー・書評
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学び合いの授業
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従来の教師中心型授業でなく、子ども中心型授業のスタイルについて書かれている。子どもに任せるという気持ちが大切。
授業の流れ
①教師の語り(みんなで学ぶことの意味)
②課題、目標、評価基準の提示
③学び合い(自由に動く、話し合う)
(④確認問題) -
ティーンエイジャーはこういう授業形態を歓迎するだろうな、という印象。
本書では小1での実践も紹介されているけれど、小学生のうちは「とりあえず教えられたことをそのとおりやろうとする・やる」ってことも必要だと思う。
「教師は子どもを繋ぐ役目をして直接教授はしない」ということが書かれていたけど、クラス全体が間違えた解釈に進んでいても次回の目標を見直すだけで教えないのか?どれだけ時間がかかっていても?
「学び合い」って魅力的な響きだけれど、まだ自分には全面的に取り入れることはできそうにない。
もう少し調べてみる。 -
51ページまで読んだ。続きも読みたい。
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読み終わって、「そんな簡単にできるものなのか?」と疑問が湧く。
しかし、よくよく考えると、教師が不測の事態に対応できる自信が無くては、とてもじゃないけれどできないものであると気付いた。
教師は教授行為を行っていること自体に安心感がある。なぜかと言えば、計画通りに物事が進むからであり、そこに子どもの学びがあろうが、なかろうが、「仕事をしている」ことになるからである。
「学び合い」「法則化」「ユニバーサルデザインの授業づくり」は子どもが分かるための一つの手段である。よって、子どもが分かる、学んでいるという状態かを適切に判断し、子どもの実態、手段と自分のキャラクターをマッチさせながら子どもが学べているかいないかを追求し続けなくてはいけない。
不測の事態に対応するためにも、子どもが「学び会う」状況をつくるためにも教材研究や子どもの実態把握は特に慎重に行うことが重要だと思う。
ふと、ダニエルピンク著の「モチベーション3.0」でエンゲージメントがあることがマスタリーには必要だということが頭に浮かんだ。
「学び合い」による子ども主体の空間は子どもをエンゲージメントさせる。そのことによって、目標に向かっている状態を目標とするフロー状態になるのかもなあとも思ってみたり。 -
授業中、子どもが自分たちで学び合い、教え合い、「全員がわかる」ことを目指す、『学び合い』の授業。OPAC → http://p.tl/1uIy
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理論的背景はないが実践の中でつくられた学び合いという印象。明文化された理論はないが,協同の認識の重要性や教育(学習)目標のあり方は協同学習と似ている。小中学校で実際に導入する際に校長・同僚・保護者にどのように説明するかなどが書いてあり,類書より実践的?かな。
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『学び合い』神奈川のメンバーが中核になって執筆されています。『学び合い』の入門書です。