親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育: 子どもの魂の、夢見るような深みから
- 学陽書房 (2000年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313660168
作品紹介・あらすじ
ちいさなことから始めてみませんか。抱っこ、だだこね、しつけ、音楽、にじみ絵、おもちゃの力。暮らしのなかでシュタイナー教育を実行するための、本当に実際的なアドバイスばかりです。やってみたい親のためのシュタイナー育児書。
感想・レビュー・書評
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この本に書かれているのは真新しい「シュタイナー教育理論」ではない。シュタイナー教育というのは、特別なものではない、子どもの発達段階に寄り添った哲学なのだと感じた。
7歳までは夢見がちであり、その間に早期に知的発達を促すことなく、からだを使って世界を感じ、想像力を育むことが、その後の知性に結びついていくというのがシュタイナー教育の本質だと理解した。これらは私自身が考えている育児観にも合うものであった。現代はとくに知育がもてはやされがちである。改めて、子どもが子ども時代にしかできないことは何か、想像力・創造力を養うために必要なことは何かを考えていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
via アイカタ
子育てに関する書籍というのは、ソフトウェア開発プロセスや開発方法論に関するそれらなど比較にならないくらい沢山出ている。
そしてそれぞれ書かれている事は違うし、ましてや正解などない、という点では似ている。
ただ、メタ方針として「両親でぶれがないこと」は重要な出発点で、おそらくは正しい。
よってアイカタが参考になると言った本を、私も読んでみる事は重要だし、この本に書かれている事は私にとっても参考になった。
やはり、自分の子どもの事を投影しながら読み進めていける(そのことを邪魔しない)本というのは、原著か翻訳か、またはその両方ともが本質的に良く出来ているのだと思う。 -
にじみ絵
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今でもシュタイナー教育は好き。
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語り口が優しくて読みやすい。シュタイナー教育について初めて読むのに良い本。
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図書館で借りて読んで購入した。濡らし絵の進め方詳しいです。
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シュタイナーの子育て本に出会ったことで、私の育児はとても楽になった、といっても過言ではありません。
それまで「自分が大切だと思っていたこと」が、どうも周囲とは違うようだ…と思い始めた時期に、「ああ、大切なことはこういうことだ、それでいいのだ。」と思えたから。
そのきっかけになった1冊でもあります。
数多ある育児本や、広告だらけの育児雑誌を読んで迷う前に、最初にこういうのを読んでいたら良かったのかも、なんて思うことも(笑)
とはいえ、追求するにはあまりにも奥が深いシュタイナー学。
でも、子育てにおけるヒントのすばらしさは、専門書とにらめっこしなくても、こういった気軽に読める本があるので、とてもありがたいことではないかと。
もちろん、これを読んだからといって、シュタイナーの子育てがそこで全て理解できるとは思わずに、きっかけの1つとしてそこから進んでいけばいいのだとおもいます。
☆他にも、この同系列の本を数冊挙げてあります。
そちらの本もとてもオススメですので、ぜひ。 -
シュタイナー教育ってよく聞くけど
よく知らいない、というママに
オススメの本です -
サブタイトルがかっこよくて手にとってみた。難しそうなイメージで今までシュタイナー関連の本を読んだことがなかったけど、この本は分かりやすくて具体的。幼児が世界の美しさと愛を感じ取り、自由に空想できるような環境を整えることが大事なことだと書いてあると思う。全部その通りにするのは難しそうだけど、できることは取り入れてみたいと思う。
ただ、キリスト教の考えが芯にあるようなので、キリスト教を理解できない私には同意しかねる部分もいくつかあった。 -
とても分かりやすく、アドバイスも具体的で、自分でも頑張れば実践できると思えた。