子どもを叱りたくなったら読む本: 子育てでいちばん大事なこと

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313660380

感想・レビュー・書評

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  • 近くの図書館には無くて取り寄せてもらったんだけど、読んでよかった!
    この著者の言葉のひとつひとつに優しさを感じる。
    子どもたちに対しても、母親に対しても。

    心に留めておきたい箇所もたくさんある。
    子どもがこれから幼稚園、小学校、中学校と大きくなっても、ずっと何度も読み返したい。

  • 読み終わってから気がついたのだけど、書いてらっしゃるの、Eテレの「すくすく子育て」でいいなぁと前から思っていた方だー!
    子供に上からあれはだめこれはだめと言うのはだめだと言いながら、上から母親(だけ)にあれはだめこれはだめ言う育児書が目につくが、著者は目の高さが同じなのが本当に嬉しい。
    自分が信じて来た育児は、母親達に苦しい思いをさせたのかも、という反省まで書いていらして、経験が長くなって評価されていても硬直しないというのはなかなか出来ることではないと感服。
    この方と関わりながら育つ親子が羨ましいと思った。
    直接関わることは出来ないが、他の著作も是非読みたい。

  • 著者は神奈川県の託児施設「りんごの木」の主宰。やはり子どもの集まるところ で子どもを見つめ続けた人の意見には説得 力と驚きがある。子ども達の社会と、子ど もを信じてあげる糧になる一冊。

  • いろんな子育てがあっていいんだ。と安心出来ました。子供を改めてみれる、発見出来るヒントみたいな。

    忙しい朝のイライラしたときの自分を客観的にみることが出来反省しました。そして、その時の子供の気持ちがどんななのかということを我が子と重ねて親をまるごと引き受けていることを知り、涙が出そうでした。

  • 筆者は幼稚園の園長さん。本に出てくるエピソードも幼稚園児が多く、二歳の息子に対してどう叱ったらいいかを読みたかった私には、もう少し後に読んだ方がよりためになるかなと思った。自分が子供の時に、大人にされて嫌だと思ったことを子供にしなければいい」という言葉が忘れられない。確かにその通りだと思い、忘れないでおこうと心に留めている。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。私立幼稚園に5年間勤務し、多様な教育方法に迷って退職。OLを経験するも子どもの魅力から離れられず、別の私立幼稚園に5年間勤務。1982年、“子どもの心に添う”を基本姿勢とした「りんごの木」を発足。保育のかたわら、講演、執筆、絵本作りと様々な子どもの分野で活躍中。テレビ、ラジオなどのメディアにも出演。子どもたちが生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、“子どもとおとなの気持ちのいい関係づくり”を目ざしている。

「2022年 『保育のお悩みに愛子先生流アドバイス それってホントに子どものため?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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