- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313750241
感想・レビュー・書評
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後半は特に恋愛の描写が多かったです。
時代物の小説は初めて読みましたが読みやすくすぐに読了できました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新選組を取り上げた小説は少なからず読んできたが、40年も前に著されたとは思えない新鮮な描写で満喫させていただいた。
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[結核系男子芋] 沖田総司の目線で新撰組が書かれています。史実に脚色が加えられていてより爽やかで優しくて純粋でかっこいい(笑)新撰組1番隊隊長が味わえますよ☆
佐賀大学 : こここ -
労咳をおあいからうつされ、徐々に弱っていく総司。おあいの死後は、幕末の動静が激しくなるのとは対象的に、澄んだ心持ちで終焉に向かって淡々と生き抜いた。達観した総司の人となりは魅力的だが、全体として淡泊なストーリー展開。
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結局恋愛時代小説の印象を払拭出来ぬまま読み終えてしまった。
剣士と言えど青年男子、色恋の1つや2つ…とは思わなくもないがやっぱり沖田には淡い恋心位で留めて欲しい読者心理。
労咳を恋人から伝染され銘刀菊一文字を恋人に託されるというのもこじつけな感じ。
作者が結核経験者だったという点で病の身体的、精神的に与える描写においてはどの著書よりリアルで当時の死病と闘いながら隊務をこなしていたのかが苦しい程伝わった。沖田総司が病に倒れずにいたならばどうなっていたのだろう。最後まで土方と供にあったのだろうか。25歳の剣に生きた生涯が鮮やかに描かれている。 -
私のイメージする沖田とはなんかちょっと違った。