- Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313752320
感想・レビュー・書評
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西国一の弓取りと称された立花宗茂を中心に描かれる戦国ものである。
しかし標題では「立花宗茂と立花道雪」となっているが、物語としては宗茂と至るまでの「統虎」時代の話しであり、道雪の活躍ぶりより、実父の高橋紹運の岩屋城での籠城合戦の方が、主人公を喰らう面白さがあったのは否めない。
九州方面の戦国史にはそう詳しくないが、まだまだ取り上げられる武将が多くいよう。
裏切りが当然である乱世であり、それ故に人としての義や節を持って生きることがいかに難しくあることを思わされ、またそれ故に死地に臨んでの生き様に光彩を放つのであろう。
少しでも見習いたいものである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宗茂の若いころを描く。素直に感動。数々のエピソードも盛り込まれていて勉強になる。ただ、タイトルに違和感。物語中、宗茂はずっと「統虎」だし、一番の盛り上がりは岩屋城なのだから「高橋紹雲」もタイトルに加えてほしかった。
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島津推しの僕ですが、読んでみました。
やっぱり島津が恰好いいなぁ(レビューか?) -
(欲しい!/文庫)
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高橋紹運の嫡男統虎が、立花道雪の養子となってから、秀吉により九州が平定されるまでの話。息子統虎を助けるため、籠城玉砕した紹運。何とか時間を稼いで秀吉の援軍が間に合い、九死に一生を得た統虎。
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若き立花宗茂が、立花城に養子として迎えられ、立花城主となり「鎮西一」と称えられる日までを描いたもの。ただ道雪よりも宗茂の実父・高橋紹運の方が目立ってるので、道雪さん目当てだと肩透かしを食う。
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猛将たち
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この本、主人公は宗茂じゃなくて、紹運です(笑)
若き日の宗茂は紹運の生き様に強い影響を受けて育ったと思う。
ぶれることなく、信念と真心を持って生きている紹運はとても爽やか。男としてあこがれる。 -
立花宗茂・道雪・高橋紹運はほんと名将ですよね〜。
この3人がいたのになぜ大友は・・・。
で、この本ですが。
物足りない・・・。
最近、読み応えのない本にあたってばかりのような・・・。