ささやかながら、徳について

  • 紀伊國屋書店
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314008372

作品紹介・あらすじ

親と子、男と女、世代と世代-人々がよりどころとしてきた人間関係が揺れうごく現代を、私たちはどのようにして生き抜いてゆけばよいのだろうか。本書で著者が提唱するのは、「いかにしてよくふるまうか」という、個人の生き方の美学としての「徳」である。人生にさまざまな場面があるように、徳もさまざまである。ひとつの徳が行き過ぎれば、悪徳となってしまう。そのバランスを見いだしていくことこそが、現代におけるモラルなのである。命令する「徳」から技法としての「徳」へ。新しい時代を人間らしく生きるための指針の書。

感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすいです。徳を「正義」「勇気」「愛」などの項目に分けて解説しています。「ユーモア」を徳の一つに数えているのがユニークです。ユーモアがない人は徳が低いってことですね(笑)

    政治哲学の素地がない方は少し難しく感じるかもしれません。

  • 3月21日に朗読をしました。
    文章は平易で美しいので、暫くはこの本の朗読をしながらネットラジオに慣れて往こうかと思います。

  • 生き方本や自己啓発本より読んでいて楽しくて、しかも恥ずかしくないんじゃないかなあ。これくらいなら。

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