ちょうちょ地雷: ある戦場外科医の回想

  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314009294

作品紹介・あらすじ

「ちょうちょ地雷」とは上空からヒラヒラと舞い降りてくる小さな対人地雷。こどもたちをターゲットにしているといわれ、めずらしがって手にとって遊んでいるうちに爆発、手首から先が切断されたり両目の視力を失ってしまうケースが多い…医師が世界中の戦場でみた、人間の真実。

感想・レビュー・書評

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  • 「ちょうちょ地雷」とは
    上空からヒラヒラと舞い降りてくる小さな対人地雷。
    こどもたちをターゲットにしているといわれ、
    めずらしがって手にとって遊んでいるうちに爆発、
    手首から先が切断されたり
    両目の視力を失ってしまうケースが多い…
    医師が世界中の戦場でみた、人間の真実。

  • 図書館で借りていたのですが、購入しようと思っています。
    戦場外科医の記録ですが、他のボランティア団体や政府組織に対する批判的な視点等、非常にウェットな感覚で書かれている点が気に入りました。

    ちょうちょ地雷とかは有名だと思うんですが、その後。
    それを手にした子どもたちの悲惨な状況も書いてくれてよかった。多分、写真や映像で見る勇気はなかった。ウルルンで見た子どもたちの悲惨と思える状況は決して「悲惨」ではなくて。
    平和村まで辿り着けない子どもたちの状況が見える本です。

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