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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314011631
作品紹介・あらすじ
幼少期から思春期にかけて出会った学校の恩師や友人をはじめ、
22歳で詩人としてデビューした頃の仲間・稲川方人と河野道代、
選手・監督として活躍した野球チーム「ファウルズ」の仲間、
大学時代の恩師・出口裕弘、編集者として向きあった澁澤龍彥、川崎長太郎、
美術評論の対象とした河原温、ゲルハルト・リヒター――
北九州に生れ育ち、ベルリンのティーアガルテンで
「生涯という迷宮」への豊かな啓示を享けた詩人が、
幼少時からの教えの庭を追懐しつつ、紙と版への思考を軸に
「世界へ踏み出す少年」のみずみずしい感覚を綴りきった自伝的エッセイ
名著『遊歩のグラフィスム』(岩波書店、2007)の姉妹篇
感想・レビュー・書評
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ドイツにある公園ティーアガルテンについての思索は、いつしか自伝のようでもある回想録に変る。平出隆の文章は本当に美しいと思う。子どもの頃から表現者として密度高く好きなことを続けてきたことがわかる数々のエピソードにも圧倒される。
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