Newton別冊『脳とは何か』 (ニュートン別冊)

  • ニュートンプレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784315521955

作品紹介・あらすじ

私たちは日常生活で何をするにも「脳」を使っています。何かを覚えたり,あるいは喜怒哀楽を表現したりといったすべての思考と行動は,脳のはたらきによるものです。神経細胞の集まりである脳が,そのような機能をもっているということは驚くべきことです。
 本書は,今おさえておきたい脳の科学知識を紹介した別冊『脳のしくみ』の増補改訂版です。脳を理解するための基礎知識や脳研究の最前線のほか,すぐれた創造性や記憶力,計算力など,驚異的な能力を発揮する天才たちの脳にも迫ります。また「アルツハイマー病」,「脳卒中」,「うつ病」,「依存症」といった脳の病気についても徹底解説しています。さらに,物事の損得勘定や,「脳の男女差」などの脳と知能にまつわる風説についても科学的に検証しています。ぜひご覧ください!

感想・レビュー・書評

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  • 「脳のしくみ」を理解するに分かりやい内容。特に図版が詳しく掲載されているが理解をたすける。脳研究の最新情報も初学者に必要な範囲で紹介がある。
    アルツハイマー病、脳卒中、うつ病の説明部分も参考になった。
    複雑すぎると言える脳を理解するのは容易ではないけど、じっくり時間かけてチャレンジを続けてゆきたい。

  • 1年半前の脳研究の最前線を、一般に興味をひきそうな複数の視点から紹介されていて、面白い。

    例えば、

    天才のひらめきが寝ている間に多いのは、寝ている間に脳の活動領域が起きている時と変わって、寝る前に真剣に考えていたことが、これまでの幅広い知識と繋がって起こるのではないかという仮説

    サヴァンの左脳損傷仮説と左脳抑制でひらめき問題の正答率が上がったという研究成果

    神経神話の科学的考察ー多くが研究成果の拡大解釈

    ただ、アルツハイマー研究の章を読んで、少し違和感があった。薬学的には、アルツハイマーの病態解明など、まだまだだ。脳の器質的な変化についての研究は進んでいるのだろうが、実臨床はもっと複雑で、最終的な認知機能に対する効果測定はかなり曖昧なもので、「不治の病」の「解決策」の「兆しが見えている」という見方は楽観的にも感じる。

    このため、星3つだが、一般教養としては面白い。

  •  ナショジオのほうよりは専門的。こっち読んどけば良い。

  • Newton別冊「脳とは何か」(ニュートン別冊)
    著作者:ニュートンプレス
    数千億以上の細胞からなる脳の仕組み「アルツハイマー病」や「うつ病」等の脳の病気、天才たちの「脳神経」今知っておきたい脳の科学が分かる。
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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