授業という営み: 子どもとともに「主体的に学ぶ場」を創る

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  • 教育出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784316804590

感想・レビュー・書評

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  • 「授業」とは構想、展開、省察のサイクルであり、それぞれを実践する上で陥りがちな問題点、うまく実践する上で必要となる理論などをまとめたものが本書。
    心理学者である著者の説明は、「話す」「語る」「聞く」「聴く」「対話」などの言葉の原義から丁寧になされており、説得力があると同時にわかり易い。
    本書及びzoomによる授業で著者の専門的知見を伺う事ができた事は有意義だったと思う。

    「構想」
    教師が自ら思考し、これから実践する授業を明確化、具体化する。
    「展開」
    情報提示、内容説明、発問、指示、フィードバック、状況のモニターなどの行為を通じて生徒達の学びを成立させるべく奮闘努力する。
    「省察」
    展開した授業の自己評価を自覚的に行い、その後の実践に活かす。

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著者プロフィール

慶應義塾大学教職課程センター教授。教育心理学。
『モティベーションをまなぶ12の理論―ゼロからわかる「やる気の心理学」入門』(編著,金剛出版, 2012年),『子どもの姿に学ぶ教師―「学ぶ意欲」と「教育的瞬間」』(教育出版,2007年),『教育心理学の新しいかたち』(編著,誠信書房,2005年)。

「2013年 『教育心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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