ワインバーグのシステム思考法 ソフトウェア文化を創る〈1〉

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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320027060

感想・レビュー・書評

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  • おそらく最も引用されているだろう「品質は誰かにとっての価値である」の原典(多分)

    かなり読みづらかった。

  • 購入:1995年3月15日
    廃棄:2022年8月26日

  • 2017/10/11 読了

  • なぜ IT のプロジェクトは遅れたり、品質が低かったりするのか。
    それにはきちんとした理由がある。制御するためには、①どう、何を観察するか、②どう行動するか、③複雑な状況をどう理解するか、の三点が大事になるが、この本では③の「複雑な状況をどう理解するか」を解説している。
    納期に間に合わない、もしくは/および品質に問題があるプロジェクトには、必ずそれを引き起こすメカニズムとカルチャーがある。まずそのメカニズムとはどういうものなのか、そのカルチャーとはどうやって育ってきたものなのか。
    たとえば、世の中には単に圧力をかければいいと、自分の小さな限られた経験から信じているマネジャーがいっぱいいる。それがどうして論理的に駄目なのか、どうしてそのやり方は最終的に必ず悲惨な結果に終わるかをこの本を読めば理解できる。
    IT プロジェクトを管理する人は必読。

  • 最初の話題であるワードプロセッサの不具合は、製品の制約条件を明記し、明記していなかった頃に売った相手で制約条件がつくならいらないという人に返金すれば済む話しではないだろうか。
    本当に必要な解決策とは違う方向へ議論が進んでいないだろうか。

    Qaulity is Freeの引用は興味深い。
    その後に続く成熟の分析で、最初を無意識という位置づけにしている。
    これこそが、適合したものと同一なのではないだろうか。
    無意識と適合が同じであれば、これは輪廻であって、一次元的な右肩上がりのモデルではなく、有効なモデルと為る可能性がある。最適化の極限が無意識であることは、プロの仕事を見れば明らかではないだろうか。

  • 時間を作って読まないと。ワインバーグ先生は重病らしいが良くなっていただきたい。

  • 日本人の苦手な思考法だが、ソフトウエア開発の基本。

  • ワインバーグのプロジェクト・マネジメント本。典型的な失敗例が数多く紹介されており、逐一うなずくのみ。これを避け(ようとす)るだけで、ずいぶん違うような気がする。

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