さまざまな神経系をもつ動物たち:神経系の比較生物学 (動物の多様な生き方 5)

制作 : 日本比較生理生化学会  小泉 修 
  • 共立出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320056916

作品紹介・あらすじ

世の中には、さまざまな計算機(電卓からスーパーコンピュータまで)があると同様に、動物界にもさまざまな生体コンピュータが存在する。動物の神経系は多様性に満ちている。本書では、このようなさまざまな神経系をもつ動物について、その神経系と行動について解説する。
神経系研究は、神経系のさまざまな側面を明らかにする。その形態、機能、回路網形成などの研究を含み、また、研究対象の生物階層は、遺伝子・分子のレベルから、細胞、神経系、個体、社会のレベルまでさまざまである。
まず、個々の神経系でこれらのことが明らかにならなければならない。登場する動物は多種多様である。このような神経系のさまざまな側面について、それぞれの動物について解説する。そこに膨大で多様性な神経系と行動の関係がみられることを実感いただけるであろう。
さらに、このような比較神経生物学による神経系の系統進化的理解は、神経系の起源と進化についても多くの視点を与えてくれることと思われる。地球上に神経系が現れて、今の多様な神経系に変貌していった壮大な神経系の歴史についてである。
この『さまざまな神経系をもつ動物たち:神経系の比較生物学』と題した本書で、読者の方々が、われわれの思いを少しでも堪能していただければ幸いである。
(序文より抜粋)

感想・レビュー・書評

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  • 変態と脱皮の本のそばにあったのでなんとなく手にとってさーっと目を通すと、魚の味覚と摂餌行動というのに唆られて読んでみた。おもろいです、めちゃめちゃおもろかった。なんかね、思うんやけど人間って一番進化してて偉い生き物かのように振舞ってるけど、そんなこともないんちゃうん、、と最近思う。細胞レベルでみると、人間のもつどんな細胞よりも優れた細胞をもった生き物の多いことといったら!!!
    ていうか、私も脱皮したい、ハエトリグモの前中眼がほしい(笑)

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