- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320121348
作品紹介・あらすじ
サポートベクターマシン(SVM)とは、統計学習理論に基づく学習システムで、現在の技術水準としての性能を発揮しながら、テキスト分類、手書き文字認識、画像分類、タンパク質配列分析などの現実的な問題へ適用できる。また、現在発展を続けるカーネル法や他の統計学習などの共通のルーツとしての重要性ももつ。これらの意味で、この手法の詳細を理解することは非常に意義深い。本書は、数学的厳密に、最小限の枚数で学べる非常に効果的な書物である。英書のオリジナルは、各方面で絶賛されているもので、日本語版が待ち望まれていた。
[原著 Nello Cristianini、 John Shawe-Taylor: An Introduction to Support Vector Machines and Other Kernel-based Learning Methods、 Cambridge University Press、 2000]
感想・レビュー・書評
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サポートベクターマシン(SVM)の数理についてまとめられた専門書で,SVMの研究者であれば有効に使えるかもしれない。
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2008/06/02読了
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6章までひと通りだけ読んだ
結局線形分離できないと解けない?というふうに読めたけど?
カーネルKをどうやって作るのかがわからなかったので7章を読む気にならなかった -
少しは高尚そうな本も棚に加えておこうかと。
勉強のために斜め読みしたSVMの入門書。
教師あり学習とは何かからSVMの応用まで、丁寧に書いてある印象。
訳本だけど、翻訳者が頑張ってくれたおかげでかなり自然な日本語になっていた。
ただ、いちいち小難しく書きすぎ。
これは訳者の力量の問題ではなく原書からそうだったのだろうと推測。
今はネットに分かりやすくSVMを解説する日本語サイトがいくつかあるので、
本当にSVM初心者の人はまずネットで勉強するほうが良いと思う。
回帰なんちゃらとか、突っ込んだ話が知りたくなったらこの本を頼ると良いのかも。