- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323002422
作品紹介・あらすじ
秋のおわりのある日、野原のくまのお店を訪ねたのは、寒がりうさぎさんでした。くまのもってきた“大だいこ”をドーンとたたくと、ふしぎふしぎ。あたりは一面、春の野原に…。あたたかな春のイメージがふくらむ絵本。
感想・レビュー・書評
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くまの楽器屋にやってきたうさぎは、セーターを着てブーツをはき、
てぶくろにえりまき、寒くて寒くてたまりません。そんなうさぎに
くまはたいこを持ってきて、「どーんとたたいてごらんなさい」。
うさぎがたいこをたたいて目をつぶると、あったかい風がふき、
菜の花のにおいもしてきました。ことりの声も聞こえます。
誰もが待ち焦がれ思い描く春の景色を、葉祥明のパステルカラーの
やわらかく優しい絵がぴったり表現しています。
厳しくつらい冬だからこそより一層春を待つ楽しみ、春を迎える喜びを
実感できるのだなぁとあらためて感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「秋のおわりのある日、野原のくまのお店を訪ねたのは、寒がりうさぎさんでした。くまのもってきた“大だいこ”をドーンとたたくと、ふしぎふしぎ。あたりは一面、春の野原に…。あたたかな春のイメージがふくらむ絵本。」
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寒がりウサギさんが、くまさんから教えてもらった太鼓をドーンとたたくと、春の香りが・・・太鼓を叩くってけっこう力が必要だし身体もあたたかくなります。そんなイメージと美しい花園が重なります。
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絵もお話もやわらかい。でも…。
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自宅の本棚
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安房直子さん作&葉祥明さん絵の本です。
ほっこりするストーリーでした。
たいこが欲しくなりました(笑)
『あめのひのトランペット』も読んでみたいです。 -
90
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これでうさぎさんもひとあんしん
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私好みの絵本。まず絵がかわいらしく美しい。ストーリーも不思議さがあってよい。季節は冬。たたくと暖かくなる大太鼓の話。