いなばのしろうさぎ: 日本むかしばなし

著者 : いもとようこ

• 金の星社 (2010年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

1ぴき、2ひき、3びき…。ぴょん、ぴょん、ぴょん。うさぎはぶじにさめの背中を渡りきれるのでしょうか?2011年度国語の教科書から「いなばのしろうさぎ」掲載。

感想・レビュー・書評

[ありママさんの感想 · 2022年6月14日]

一般的な日本昔話絵本と違い、明るいタッチの現代的な絵で、文字も少なく、とても読みやすい。
内容も簡潔でわかりやすいです。
個人的には、ついた嘘に対する罰が重すぎる事と、せっかく渡った向こう岸の大きな島はどんなだったか全く出てこないところが気になります。
うさぎくん、素直にサメにお願いしたらよかったのに、、、。
余談ですが、この絵本のザラつきと光沢感のある紙質が好きです。

[rico6mcnさんの感想 · 2024年1月15日]

うそをつかれて使われたサメの気持ちになったら、そりゃあ怒るよね。

[ぼんさんの感想 · 2024年1月9日]

読了

[19さんの感想 · 2023年10月29日]

かずをくらべるためにかぞえるとき、さめをあつめてうさぎもあつめるかと思ったのに、うさぎはあつめなくてびっくりした。

[まえみなさんの感想 · 2023年5月28日]

こんな話しだったのか、と改めて思う。皮を剥かれて丸裸にされたのがマイルドに書いてあって、やはりいもとようこさんの絵は可愛い。
〇未就学児～

[わたげさんの感想 · 2023年1月6日]

「いなばのしろうさぎ」の内容を知らずに読んでしまいました。結構残酷な話でびっくりしました。嘘はダメなんだと実感しました。なぜか子供はうさぎが皮をはがされるシーン（一番衝撃的なシーン）に興味津々でそのページを何度も見ていました…。
子供が産まれる前、夫婦で鳥取県の「いなばのしろうさぎ」の名所に行きました。子供も一緒にまた行きたいです。
3歳

[ゆーちゃんさんの感想 · 2021年2月27日]

３歳５ヶ月の息子に読み聞かせ。
嘘をつかないことの大切さをおしえてくれる作品でした。

[solala06さんの感想 · 2019年6月9日]

いもとようこ先生の絵はやっぱりかわいいな～～～～～～～
不勉強なもので、潮水塗りたくってからのくだり、知らなかった･･･
なるほど･･･

[そよかぜの本箱（東光小２年生向け）さんの感想 · 2019年4月29日]

小学校２年生で神話を学習するので、もし、読んであげたいとおもうならこちらがおススメです。少し絵がかわいいのですが、２年生なのでききやすいとおもいます。
できたら、古事記の一連の紹介として、参考図書（絵本）を紹介してあげてほしいです。また６年生、５年生で読んであげたいですし、それまでに図書室で借りてくれる子もいるとおもいますので、紹介は大切ですね。

[castagnaさんの感想 · 2016年10月24日]

いもとようこの日本むかしばなしシリーズ
「現代の子どもたちに日本の心を伝えたい。そんな思いがこめられたシリーズです」

いもとようこの功罪の一冊。
広く知れ渡ることに対してはほんとうに功績を残していると思うが、あまりにもいもとようこワールドすぎる解釈は疑問も。
まあ、神話ではなく昔話としているし、再話、創作もありということなのか。

がまの「ほわた」は唱歌「だいこくさま」と共通。
本当は穂黄（ほおう）らしい。

でもラストは「うさぎはこころからはんせいしました」ではないような気がする。

著者プロフィール

絵本作家。兵庫県生まれ。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞とグラフィック賞を受賞。作品に『いとしの犬ハチ』「あかちゃんのためのえほん」シリーズ（講談社）、『まほうのあけだま』『まいにちがプレゼント』（金の星社）など400タイトル以上。

「2023年 『ともだちだもん！』 で使われていた紹介文から引用しています。」