- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323074719
作品紹介・あらすじ
1918年、インフルエンザウィルスがパンデミックを引き起こしました。
日本でも国民の半数がかかり、2年間のうちに約385,000人もの人が命を落としたのです。
亡くなった人の大半は、若く、健康な人たちでした。
本書はおよそ100年前のパンデミックの話ですが、急ごしらえの病院にずらっとベッドが並ぶなど、いままさにニュースで見ているものと同じ光景がそこにはありました。
100年前とは比べものにならないスピードで、人や物が行き来する現在、感染症のパンデミックについて、是非、子どもたちに知ってほしいとの思いから、緊急復刊致します。
パンデミックは、一度来たら終わりではありません。世代を超えて準備していかなければならないというメッセージを若いみなさんにこそ、受け取っていただきたいと思います。
感想・レビュー・書評
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100年前のパンデミックを教訓とし、現在のパンデミックが100年後に教訓となるよう、よく見ておこう。考えて行こう。
過去、現在の研究者達の地道な研究活動には、頭が下がります。 -
2021.01.14
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1918年のインフルエンザ感染爆発のノンフィクションです。
とてもしっかりと、書けている本なので、司書は読んでおいてください。
2020/10/30 更新 -
子供向けに書かれた本で極めて読みやすく1時間ほどで読みきった。1918年のインフルエンザが解明されるのに、ものすごく時間がかかり、ウイルスについてもまだまだ十分にわかっていなことも多く、そのためにWHOを中心に各国で協力して情報共有と研究が進められている現状がわかった。COVID19の流行に関しても過去から学ぶべきことは多いが、残念ながら現在行っていることは100年前とあまり変わらないということもわかった。ただ今に生きている子どもたちが、この研究に進むためのエールも込めた書籍でもあった。