- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326652556
作品紹介・あらすじ
「複雑性の縮減」「コミュニケーションの接続」「システムの閉鎖性」などの論点を再検討しながら、ひとりルーマンのみが提出しえた問いを浮かびあがらせる。
感想・レビュー・書評
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系・院推薦図書 総合教育院
【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 361.234||BA
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/162019詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルーマンっていうのはオートポイエーシスを
かなり無理やり社会学に輸入した人
・・・・っていったら微妙やけど、
本書は,そんな言い方をしたくなるっくらいに
ちょっと難解でした・・・.
文系の人間の理論書にはどうも読みにくいものがある.
いや、いい本はいいんですよ。名著はあるけど。
とにかく、言葉の使い方が難解。
読者にそれぞれの言葉の使い方にかんして
どこまで深く知ることを求めているのだろうか・・?
もっと、実例とかを充実させてくれー。
などと,思ってしますのです.
西垣通の「基礎情報学」にのってたルーマンの説明を思い出
しながら読みました.
著者自身はもっと深いことを書いておられるのでしょうが,
どうも受け取りきれませんでした. -
ルーマンの数多くの社会理論上の概念を、それらへの批判などを足がかりにしつつ、ルーマンの理論に沿って解説している。「複雑性の縮減」、「システム/環境」、「ダブル・コンティンジェンシー」といった独特のターミノロジーによって、ルーマンがいかなる事態を記述している(そしてその記述そのものも何らかのシステムにおける出来事である)か、それによって従来の社会理論が説明しきれない何かを理論の対象外の領域に残してしまうことをルーマンがどのように解消しようとしたかが明らかになっている(その具体的内容については消化不良もやむをえないと思うが)。
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入門書としては妥当なのだろ
他の入門書を読んでいないのでこの様な評価