ナウシカ解読 増補版

著者 : 稲葉振一郎

• 勁草書房 (2019年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

「ハッピーエンドの試練」を切り抜けたものと「バッドエンド依存症」に陥ったもの。その両諸作品の検討から見えてくるものとは。

「ハッピーエンドの試練」を切り抜けた漫画版『ナウシカ』と長谷川裕一の作品、相応の根拠から「バッドエンド依存症」に陥った『エヴァンゲリオン』とポストエヴァ時代の作品を追う。『ナウシカ解読』（窓社）と「マルチバースのビメイダー」『オタクの遺伝子　長谷川裕一SFまんがの世界』（太田出版）を再録し、新たな論考を追加。

感想・レビュー・書評

[尚美学園大学メディアセンター（図書館）さんの感想 · 2023年5月8日]

「メディ・コミュ（アニメ＆マンガ文化）」
「メディ・コミュ論（アニメ＆マンガ文化）」
伊達雅彦先生 参考図書
電子ブック（MeL）
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000087210
※学外で利用する場合は、マイライブラリまたはRemoteXsからアクセスしてください

[虎の読書家さんの感想 · 2020年1月19日]

最後の2次創作の話には希望を感じたし、エヴァのQの監督としての覚悟も身につまされる話。

[ちゃいこ＠15X5さんの感想 · 2019年12月29日]

西部公民館。哲学の知力、耐力なく後半は飛ばし読み。ギブアップ

[別府さんの感想 · 2019年11月28日]

窓社の方は絶版で所蔵館も少なかったので、この復刊は喜ばしい。


【書誌情報＋内容紹介】
「ハッピーエンドの試練」を切り抜けたものと「バッドエンド依存症」に陥ったもの。その両諸作品の検討から見えてくるものとは。

著者：稲葉振一郎
ジャンル：社会・女性
ISBN：978-4-326-65424-6
出版年月：2019年12月
判型：四六判
頁数：496
予価：本体2,700円＋税


　「ハッピーエンドの試練」を切り抜けた漫画版『ナウシカ』と長谷川裕一の作品、相応の根拠から「バッドエンド依存症」に陥った『エヴァンゲリオン』とポストエヴァ時代の作品を追う。
　『ナウシカ解読』（窓社）と「マルチバースのビメイダー」in『オタクの遺伝子　長谷川裕一SFまんがの世界』（太田出版）を再録し、新たな論考を追加。
〈http://www.keisoshobo.co.jp/book/b491766.html〉

著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済研究科博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部助教授を経て、現在、明治学院大学社会学部教授。 専門は、社会哲学。 著書に、『経済学という教養』(東洋経済新報社、増補版／ちくま文庫)、『「資本」論』(ちくま新書)、『「公共性」論』(NTT出版)、『社会学入門』(NHKブックス)『不平等との闘い』(文春新書)、『宇宙倫理学入門』（ナカニシヤ出版）、『政治の理論』（中公叢書）など多数。

「2018年 『「新自由主義」の妖怪』 で使われていた紹介文から引用しています。」