- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327764876
作品紹介・あらすじ
★あの受験英語のバイブルが新装版で登場!
1977年の発売以来、不朽の名著として難関大学受験生を中心に圧倒的な支持を受け続け、累計100万部を突破した、あの受験英語のバイブルが新装版として登場。近年は大学受験の垣根を超えて、「英語で原書が読めるようになった」「TOEICやTOEFLのスコアが大幅にアップした」など感想が寄せられ、資格試験対策の読者や、外資系企業や翻訳家志望者など、大学生や社会人読者も増えています。本気で取り組みたい人のやる気にこたえる本格派の英文読解参考書です。
本文を全文組み替え、内容的にもその一部を現代的な表記に改めました。
感想・レビュー・書評
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和文英訳や単語・熟語の解説、難構文の解説ではなく、本当の意味で「英語の読み方(読むときの頭の働かせ方)」が書かれている貴重な書籍です。
高校生の時はビジュアル英文解釈で英語が得意になり、こちらは大学生になってから読みました。
長らく本棚に置いてありましたが、読みたいものをある程度読めるようになった自分にはさすがにもう不要だと思い、本棚の整理の際に廃棄。でもいつまでも世の中に残ってほしい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
研究社のwebマガジンで、翻訳家の柴田耕太郎氏による『英文解釈教室』ノートが閲覧でき、語訳・英文図解・解説が載っている。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50049728 -
この本のおかげで、英語が得意になった。
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高校生の内にやっておくと、長文読解は単語不足がボトルネックなだけなのだっっ、と言える位に読解力が上がる!。但しアウトプットを怠ると、初見のテキストが読めないことになりかねないので注意。昔は参考書の選択肢が今ほどなかったので、この本が「バイブル」だったのは確かだが、今は自分にあった参考書を立ち読みで探して買う方がいい。私はノスタルジックな気分で衝動買いしただけなので。
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2019.10.1読了
気が向いたとき、あるいは就職直後に借りた有料自習室で、休み休み読んだ参考書。英文学の原著を読むために購入したのだ、たしか。理解を第一に、読み飛ばすことなくページをめくるも、後半は気が向いた時の脳トレ程度に本書をめくっていた。そのため読了まで一年以上掛かった。
だから、最初の節は全くと言っていいほど記憶にない。
自力で翻訳できた英文はおそらく一問もないのでは。ただ、解説は読んで理解できた。説明がうまい作者の力量に驚く。難しいという声に応えた改訂版は、旧版に比べて、例題に対する説明が詳細かつ具体的になったとのこと。
この参考書を読むにあたって、柴田耕太郎という翻訳家が、自身の主宰する翻訳家育成教室のwebページで公開するコラムが参考になる。
以下、webページのURL
http://www.wayaku.jp/study/study03.html
コラムの内容は、英文解釈教室における英文和訳を批判的に考察し、より原文の意図を汲んだ和訳を、対案として載せるというもの。
柴田が編集協力に名を連ねる本書の改訂版では、その対案を反映させた和訳に改変してある。俺のような浅学の徒では見逃しがちな、和文の微妙なニュアンスについて、なぜそのような和訳をしたのか、根拠をもとに説明するコラムを本書とともに読めば、より英文への理解が増すと思う。
カズオイシグロの『日の名残り』の原著を手に取って読む。文の構造はところどころ分かるが、単語が分からず。戸惑い、怒り、引きこもりといった、主人公との別れを受容するまでの女性執事ミスケントンの感情の変化が、『日の名残り』の後半で描かれる。このシーンがすごくいいので、ここだけは原著で読みたい。 -
始めた当初は単語の意味をつかみかねるほど難しく、自分の意図している所とは全く違った解釈が答えになっており、かなり当惑しました。そのような状態が長々と続き、段々と単語の解釈(あくまで文章ではなく単語のみ)が少しずつできるようになってきました。本書の終わりの方では、優しい文章は大分分かるようにはなってきましたが、再読の必要は十分にありそうです。