ステキな東京魔窟―プロジェクト松

著者 :
  • 交通新聞社
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本棚登録 : 53
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330856063

作品紹介・あらすじ

できたら食べずにおきたい。怪しく濃ゆい人々との出会いをつづった『散歩の達人』人気イラストエッセイの単行本化。

感想・レビュー・書評

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  • 東京のディープなスポットを探検する本作。松本英子さんの初単行本。彼女のイラストが好きで今も最新作を買って読んでいる。独特の感性が好き!

  • あんまり古さを感じない

  • 読んでから数年経った今では内容の詳細を覚えていませんが、過激な印象を受けた本だったような気がします。雑、というイメージは、この際個性と受け止めたい。

  • 悪くはないけど謎のあの店、や荒呼吸に比べたら少し物足りないかな?

  • 著者の松本さんと編集のH岩さんが、東京の噂なアレらに突撃(?)取材&体験するレポマンガ。
    このお二人に女子としてのポジションが近い気がするぜ…

    とりあえず何がって、魔窟って言葉がステキ♡

    全編オールカラーで楽しく読めます。
    著者さんとH岩さんの表情が最高!無駄に悪そう!
    個人的に好きな街がたくさん取り上げられているので、読んでて面白いのかもしんない。

    つーか、マンガ内での著者さん、月光仮面とか怪人24面相的な…(笑)
    しかしほんと絵が上手よねぇ…

  • フルカラー・細かい描写を省く作風だが,西原理恵子の作品とはまた違った感じ.
    魚度が高いわけではないのだが,アメ横センタービル地下街を取り扱い,しかもタウナギという不思議な魚を扱っているだけで特殊情報本の仲間入り.
    普通の人間ははタウナギに着目しません!
    毒・悪・歪んだ
    発想大歓迎である.
    残念ながら現在はタウナギは売られてないが,それもまた時代の流れ.
    続刊が望まれる一冊である.

    ※<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">当方ブログの蔵書目録コーナー</a>には,ブクログに登録できない古書・洋書・珍書リンクなどもありますので,もし魚本倉庫に興味をお持ちの方は,<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">こちら</a>も併せて御覧ください.

  • 普段雑誌の類は買いませんが、唯一特集によっては買う「散歩の達人」略して「散達」。ただでさえマニアック臭漂う記事の中でひと際異彩を放つセンスと視点から描かれるイラストエッセイが一冊にまとまっている。
    高円寺の怪しいアートバーに行ったかと思えば、いきなりお寺で般若心経の写経。新宿の老舗ホストクラブと銀座の超一流宝飾店という、誰もが興味はあるけどなかなか入れないお店まで突撃して玉砕する様子が愉快。
    とにかく訪ねる場所もさることながら、そのちょっと歪んだ視点からモノを見る松本さんの独特な言葉選びに爆笑。常に行動を共にする担当のH岩さんとの掛け合いも秀逸。

  • イラストレーター(漫画家?)松本英子が雑誌『散歩の達人』に連載していた、東京の魔窟スポット案内の連載をまとめた一冊。
    編集者H岩と二人で体当たりする魔窟(人によっては全然魔窟じゃない場所も多々あると思う)は、高円寺の怪しいライブ喫茶から二子玉川のネイルサロン、中野ブロードウェイ、亀戸の餃子店、銀座のブランドショップ、新宿のホストクラブなど多岐にわたっている。
    取材のはずなのに財布の感覚はもろ庶民。
    東京ガイド、というよりは、女を捨てたダメオンナ、という自虐ネタ満載の突撃っぷりを楽しむのが目的の本だ。
    内容はオモシロイと思うものからそうでないものまで浮き沈みが(私の中では)激しいけど、全編丁寧なイラスト入りなのでさくっと読める。

  • タイトルどおり、と言いたいところだけれども、全然魔窟じゃない。
    「散歩の達人」に載っている最近読んでるのやつはもっと面白いのになぁ。
    昔はいまいちだったんだろうかな。

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著者プロフィール

1969年、千葉生まれ。漫画家。おもな著作に『ウチのハナちゃん』『荒呼吸』『謎のあの店』『局地的王道食』など。

「2018年 『旅する温泉漫画 かけ湯くん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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