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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331059371
作品紹介・あらすじ
六代将軍・家宣の寵愛を受け、権謀術数渦巻く大奥を清冽に生きた月光院の愛と哀しみ。書下ろし長編時代小説。
感想・レビュー・書評
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徳川家宣こと綱豊の側室で家継の生母、月光院の生涯がメイン。折角(?)高遠配流の絵島を枠構造としているんだから、「絵島生島事件」にもう少し紙幅を割いても良いのではないかと思った。でも、絵島には悪いけど彼女の波乱万丈の人生中での位置付けとしては、まあこんなものかもね。比較的、江戸時代の中では徳川幕府と朝廷が接近した時期なので、もっと京都側にもフォーカスして欲しかったな。
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将軍家継の母 月光院、名前は輝、お喜世、と変わるが、彼女の生涯を綴った物語.取り巻きの陰謀や中傷、政治的な争い事、冤罪事件などが次々の出現して、面白く読めた.夫でもある家宣が政務にのめり込むのを、優しい目で遠くから眺めるお喜世の動きが微笑ましい.物語の流れの中で四郎次の存在が光っている.
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「大奥」が好きなので読みました。「大奥」で生きた月光院の愛と哀しみが胸を打ちました。強さに憧れます。
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