- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331509692
作品紹介・あらすじ
ケチケチ、コツコツ貯める「カメ式節約術」よ、さようなら。寄り道、居眠りOK「ウサギ式節約術」教えちゃいます!『ドイツ節約生活の楽しみ』の著者が贈る、新・節約術。
感想・レビュー・書評
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一見すると女性向けの節約・貯金について書かれた本だが、その実態は日本・ドイツの文化比較を通じて「人生の喜びとは何か」「幸福とは何か」を問う良質の自己啓発書。日本人に対して「全ての自由を奪われて、消費する自由だけを与えられた」と手厳しく、どんなに高価なものを身につけても、消費によって幸せにはなれないと説く。本当の幸せを追い求めると、自然にお金も溜るのだ。
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ドイツ女性が日本に住んで思ったことを「お金を貯める」という主軸でいろいろと綴っている本。
若い女性向け。
なるほど…というものもあれば、文化が違うのでその意見には日本側として反論したいな…というものもあり。
男性には奢らせろとかは、むしろ女性蔑視に繋がりかねないからNGだと思う。
また、出版が2003年なので、ちょっと今の情勢とは合わないものもありました。
※彼女の意見(ドイツ側)に近づいているものも多し。
でも、異文化の方の意見を知ることは、今の自分たちの文化を考えるきっかけになるので、良くも悪くも謙虚に受け止めたいです。
日本では「ボランティア」を無料で使えるコマのように乱用しているという指摘は正しいし…。
「一番良いのは買わないこと!」
これは正しい。 -
文化の違いから生まれる価値観の違いってものがあるから、何とも言えない点もあったが、「自分にとって何が一番大切か」を考える、という点や物を大事に使うっていう点はその通りだと思う。
私達の周りには物が溢れすぎてるのかもしれない。 -
「ドイツ式おばあちゃんの知恵袋」みたい。
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本書より要点まとめ☆
アドレス帳を使って、価格表を作る。
すべて把握するのは難しいから洋服や靴を写真に撮って整理する。
衣替えの時に新聞紙を敷いて保管すると虫がつかない。
植物の土の中ににんにくを埋めると虫がつなかい。
マニキュアが固まったときは何分か熱いお湯に入れる。
香水を付ける前にクリームなどを塗ると長持ちする。